金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

円安株高要因によるドル円上昇で国内金価格も上昇

更新日:2014年11月4日(火)

週をまたいでも円安・日本株買いの流れが止まらない状況です。日銀追加緩和の影響は、FOMC直後というタイミングに加え、GPIFポートフォリオ変更との相乗効果によって、その効果を倍増させたようです。GPIFの株式・リスク資産の割合増加による日本株サポート、海外資産の割合増加による円安サポート材料も大きく影響しているもようです。
結果的にドル円の上昇は続くのに対し、NY金相場の下落基調には一服感も見られ、国内金価格が反発上昇しています。この傾向はプラチナ相場のほうに、より顕著に表れ、国内プラチナ価格は上昇基調へと転じたような形となっています。

FOMCでのドル高要因が霞むほどの円安要因のインパクトによって、金相場への売り圧力がそれほど高まらない状態となった一時的な流れと言えそうです。
また、一般報道でも円安・株高が取り上げられる状況となったことで、この流れは収束に向かうことになる可能性も高まります。

NY金・日足チャート 2014/10/3 - 11/33日のNY金相場は0.15%の小幅安で4営業日続落。金の売り傾向は継続も下値は限定的。安値では1,161ドルまでで先週末安値の1,160.5ドルを下回らず。1,100ドル台半ばの下値目標水準に対して1,160ドル近辺を2度つけたことで目標到達の可能性もなくはないものの、下方バイアスが拡大傾向にあり、今朝も1,160ドル台前半での推移。一時的には目標水準をオーバーランしてもおかしくない状況か。

NYプラチナ・日足チャート 2014/10/3 - 11/3プラチナ相場は3営業日ぶりの反発で0.62%上昇。2営業日連続で1,220ドル近辺まで下げて反発。10月3日につけた終値ベース今年安値1,226ドルの存在感が徐々に増しつつあり、方向感は上向き。しかし、1,200ドル前後までの下値目標へと向かう可能性も継続。

ドル円・日足チャート 2014/10/3 - 11/3ドル円相場は1.49%上昇し、5営業日続伸。3日朝時点で目標水準112円後半に到達し、113円が当面の壁となるかと思われたのは祝日の東京時間まで。欧州時間には113円台へと急騰し、NY時間にはISM製造業景況指数の好結果などもあり114円台へと上昇。全く見当外れの予想となってしまうほど、欧米勢の円売り意欲は強かったようです。ドル円の高値114円20銭台は2007年12月27日以来の水準。これが当面の高値となる可能性について言及できるような相場状況にもなく、しばらくは円売りの行き過ぎと円買い戻し、ドル買い材料などが交錯する不安定な状態が続きそうな気配です。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場11/3終値とチャート

4日の国内金価格は0.71%の反発。4,540円台のサポートラインを大きく割り込んだ直後に再びレンジ水準に回帰。NY金の下落基調と急速に進んだ円安に振り回される展開に。今週末まではやや乱高下気味の展開継続に警戒。基本的にはやや軟調、下値目標4,480円近辺も継続。上値抵抗線は4,570円台。

プラチナ価格は2.27%の大幅反発。三角保ち合い上抜けによる急騰で4,780円台の上値目標水準近辺に到達。NYプラチナの下値が安定しつつある状況により、円安の恩恵をまともに受けての急騰。上昇トレンド局面入りも不安定な市場動向の影響にも警戒。
※参考:金プラチナ国内価格11/4とチャート

2014年11月4日(火)時点の相場
国内金4,549 円 11/4(火) ▲32(0.71%)
国内プラチナ4,773 円 11/4(火) ▲106(2.27%)
NY金1,169.8 ドル 11/3(月) ▼1.8(0.15%)
NYプラチナ1,242.8 ドル 11/3(月) ▲7.6(0.62%)
ドル円114.04 円 11/3(月) ▲1.68(1.49%)

11/3(月)のその他主要マーケット指標

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