金プラチナ短期相場観 2014年6月

金プラチナ短期相場観

年間値幅10円のシナリオからドル円は100円割れを試す可能性も

更新日:2014年6月30日(月)

2014年上半期末を迎えた週明けの朝、ドル円相場は先週安値101円30銭台前半をわずかに下抜けて一時20銭台をつけ、円高圧力が高まってきている様子。前週末比プラス圏でスタートした日経平均も水準を切り下げて、マイナス圏との攻防に入りつつあるようです。
5月半ば時点で年間値幅4.69円だったドル円は半年を経過しようとしている現時点でもその値幅は変わらず。年初につけた今年高値105円44銭には程遠く、...

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W杯グループリーグ終了で見込まれる経済損失

更新日:2014年6月28日(土)

サッカーW杯のグループリーグが終了し、いよいよ決勝トーナメントが始まります。ブラジル開催ということで南米勢の健闘が目立つ反面、欧州勢やアジア勢の不振も顕著となったここまでの今大会。なかでも前回優勝のスペインの敗退はショッキングでしたが、ショックを受けたのは世界のスペインファンやバルサファン、スペイン国民のみならず、ユーロ危機からの回復が進むスペイン経済にとっても大きな打撃となったようです。
スペ...

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米国のゼロ金利解除は最速で2015年3月の可能性?

更新日:2014年6月27日(金)

今年のFOMCでは投票権を持たないものの、ハト派と見られていた米セントルイス連銀のブラード総裁が、2015年第1四半期末までの利上げが適切との発言。
年内に失業率が6%を下回り、インフレ率も目標の2%に向けて加速、向こう4四半期には成長率が3%に達する可能性が高いという自身の見通しが根拠となっています。
また、米国の信用市場が正常な状態へと改善している中での低金利継続を正当化するのは一層困難に...

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密かにくすぶる新興国リスク

更新日:2014年6月26日(木)

比較的、逆相関関係が強いNY金相場とドル円の関係は、最近、すっかりとその関係性を弱めています。90日間の相関係数の推移を見ると、5月後半以降は、ほぼ無関係という状態となっています。米ドルと日本円との売り買いのバランスがとれてしまった状態が続くのに対し、この6月はドルを売って金を買う流れが続いているからです。
同じように、最近1ヶ月間での対ドルでの騰落状況を見ると、ユーロドルは-0.1%とドル円と...

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タカ派寄りに傾斜するFRBと地政学的リスク

更新日:2014年6月25日(水)

元々、代表的なタカ派でもあるフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は、米経済が予想より早くFRBの目標に近づきつつあり、利上げをめぐる計画が加速する可能性があること、インフレも上昇傾向、想定以上に速いペースで失業率も低下する公算大、との認識を示しました。
ハト派のニューヨーク連銀ダドリー総裁も、失業率はFRBが利上げを行う前に一段と低下する可能性があるとの見方を示し、インフレ加速を招くことなく失業...

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