金プラチナ短期相場観 2017年8月

金プラチナ短期相場観

じわり高まる賃金上昇率加速とNY金1300ドル割れへの警戒感

更新日:2017年8月31日(木)

8月のADP雇用者数が+18万人程度の予想を大きく上回る+23.7万人となり、過去2カ月分も上方修正、4-6月期GDP改定値も前期比年率で+3.0%と予想を上回る上方改訂となり、米国経済の好調を好感する形でドル高の流れが進行しました。

週末の雇用統計もそこそこの好結果を期待する状況となり、そのとおりとなれば一段高の展開も予想されそうです。
雇用者数の伸びについては、それなりの好結果はありそ...

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消費者信頼感指数上振れと温度差?でリスク回避の巻き戻し加速

更新日:2017年8月30日(水)

コンファレンスボードが発表した8月の消費者信頼感指数は122.9となり、市場予想の120.7を上回り、2カ月連続の上昇。16年ぶり高水準となった3月の124.9以来、5カ月ぶりの高水準となり、2000年以降では2番めの高水準となっています。
米国の消費マインドは、第2四半期にやや失速傾向となっていたのが、第3四半期になって再び加速し始めています。
さらに、第2四半期には市場予想を下回る水準が続...

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北朝鮮ミサイル日本上空通過でJアラート発動、金は一時1330ドル

更新日:2017年8月29日(火)

日本時間今朝6時頃に発射された北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過。北海道・襟裳岬の東、太平洋上に落下したミサイルによって、このところやや警戒感も薄れていたマーケットにも緊張感が走りました。NY市場終了後の空白の時間帯、日本では早朝のJアラート発動も緊張感を煽り、為替市場では急速に円高が進行、7時過ぎにドル円は4月18日以来、4カ月半ぶりの円高水準となる108円30銭台まで下落。
安全資産として...

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価格差再拡大で再び明暗分かれる国内金価格とプラチナの方向性

更新日:2017年8月28日(月)

国内金価格とプラチナとの価格差は28日時点で1181円。8月9日には4カ月半ぶりの水準となる1108円まで急縮小しましたが、その後は反動で1150円超へと再拡大。再び1200円台も意識される水準となってきました。
価格差が過去最大となったのは今年6月14日で1279円。この日の金価格は4808円、プラチナ価格は今年安値となった3529円。その後プラチナ価格が大きく反発し、金価格の上昇ペースを上回...

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イエレン・ドル安、ドラギ・ユーロ高で金は1300ドル再トライ

更新日:2017年8月26日(土)

ジャクソンホールで講演したイエレンFRB議長は金融規制に関して「いかなる将来的な変更も控えめなものに留める必要」との見解を示しました。積極姿勢のトランプ政権との違いが強調され、これで来年2月の任期切れでの退任も濃厚となったのではないかと思われます。
金融政策に関する言及がなかったこともあり、期待先行で事前に買われ過ぎていたドルはイエレン講演とともに急速に売られる展開となりました。
109円半ば...

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