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金相場・時間帯別変動値幅

NY金相場の時間帯別の平均値幅
金相場・時間帯別の平均値幅

金相場は日本時間深夜に最も大きく変動します。

時間帯別の値幅(高値と安値の差)の平均値(ドル/トロイオンス)のチャートです。集計対象期間は2012年11月中旬からの1ヶ月間、X軸、時間帯の括弧内は米国東部時間(NY時間)。

冬時間(11月上旬~3月上旬)の日本とNY時間との誤差は-14時間、夏時間は-13時間となります。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)でオープンアウトクライと言われる立会取引で金が取引される時間は8時20分から13時30分。これ以外の時間帯も電子取引が行われますが、やはり取引量が多くなる立会時間帯の価格変動は大きくなります。

特に立会開始(NYオープン)の朝8時台(冬場の日本時間22時台)が最も変動値幅が大きく、いきなりピークを迎えます。その後徐々に変動値幅は縮小し、立会終了の13時台(冬場の日本時間3時台)を過ぎるとさらに急縮小します。 NY時間の朝方と深夜では2~3倍の開きがあります。

NY時間の朝方は比較的大口取引も入りやすいのでしょう。日本時間夕方頃までの相場の流れが深夜に入ると突然加速したり、大きく反転することもしばしばあります。この時間帯、NY時間の午前中は、金相場にとっても、方向性が決まる重要な時間帯となっています。

最終更新日:2012/12/25


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