1997年頃までは金とプラチナの価格帯は400ドル前後を中心とした価格帯でほぼ安定推移していました。それ以降、徐々にプラチナが先行して高騰して行きます。
金プラチナ価格長期チャート 2000年以降金もプラチナも2004年頃から上昇スピードを速め、2008年前半にはプラチナは一時2,000ドルを超えました。 その後リーマンショックで暴落。そして2009年以降再び上昇トレンドが続きます。
2011年後半以降はプラチナの価格を金価格が上回り、金は1,600~1,800ドル、プラチナは1,400~1,700ドルの範囲でレンジ相場が続きます。 金、プラチナともに2011年の1,800ドルがいったんピーク。プラチナはその後1,400~1,600ドル台でのレンジ相場へ。金は1,600~1,700台のレンジを経て2013年に入ると下落傾向が強まり、7月には1,300ドルを下回ります。
2014年前半は金が1,300ドル前後、プラチナは1400ドル台での推移、後半にはプラチナの急落に伴い、金もプラチナも1200ドル前後へ。2015年には金は1000ドル台まで、プラチナは800ドル台まで急落。
2019年11月、金価格は月間平均で1472.1ドル。6年半ぶり高値となった9月の1515.9ドルからは2カ月連続の低下で4カ月ぶりの低水準。プラチナは905.5ドル。10月からは1.6ドル上昇。月間平均で金価格がプラチナを上回るのは4年11カ月連続。価格差は566.7ドルとなり、前月からは28.6ドル縮小し、5カ月ぶりの低水準。
最終更新日:2019/11/30