日経平均とドル円相場・ドルベース日経平均の長期推移

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日経平均とドル円相場・2011年以降の長期推移チャート

日経平均とドル円相場

日経平均とドル円の過去1年間の相関係数は、2016年12月2日時点で0.6048、過去3年間では0.8763。

両者の関係性は、強い相関関係を示します。とりわけ2012年末以降、アベノミクスによる円安、株高が進行すると、円安なら株高、株が下がれば円高、とその連動性への注目が高まりました。
しかし、日経平均とドル円相場との関係は、もっと以前から強い相関関係にあります。2011年以降の推移を見ると、非常によく似た推移となっており、2013年末時点での過去1年間の相関係数は0.9386、過去3年間では0.9739と非常に強い数値となっています。
適度な円安が進む限りは、円安・株高の関係性は当面維持されることになりそうです。

ただし、行き過ぎた円安は、輸入物価上昇による交易条件の悪化などのマイナス面も出てきます。物価の上昇が進むと金利も徐々に上昇していく可能性があります。長期金利の上昇=国債価格の下落、これがさらに進むと、莫大な国債を抱える金融機関の経営にも影響することになります。
2016年には円安・株高も急減速、巻戻しの流れが強まり始め、両者の相関係数も低下傾向となりつつあります。

直近の日経平均とドル円推移チャートと相関係数


日経平均とドルベース日経平均・2011年以降の長期推移

日経平均とドルベース日経平均

ドルベース日経平均は、2015年前半は上昇、3月以降は高値更新が続き、4月23日には168.83ドルまで上昇。9月29日には141.4ドルまで下落。2016年序盤は低下。2月12日には131.9ドルとなり、2013年6月26日(131.3ドル)以来、2年8カ月ぶりの安値水準に。7月末からは円高のまま日経平均が上昇し、ドルベースでは連日の年初来高値更新、8月12日には2015年7月21日(168.24)以来、1年1カ月ぶりの高値水準となる167.11ドル、9月21日には167.57ドルまで上昇、12月2日時点では162.34ドル。

2014年最高値は155.47ドル(1/2)、最安値は135.91ドル(10/17)。2013年高値は154.95ドル(12/30)、安値は117.53ドル(1/24)。
日本の株式市場における外国人投資家のシェアは6割以上とも言われます(2014年6月時点)。その6割以上の投資家目線で日経平均を見ると、為替を考慮したドルベース日経平均の値動きが重要となります。
10月中旬の株安局面では、ドルベース日経平均は2014年最安値を更新し、10月31日の日銀追加緩和による急騰では、今年高値と安値とのちょうど中間点まで上昇しました。この時、円建ての日経平均は年初来高値を更新し、2007年11月以来7年ぶりとなる高値水準に到達しました。
円ベースで見る日経平均は、ドルベース日経平均にドル円相場を掛け算することでも算出されます。従って、円ベースの日経平均とドル円相場との相関関係は強くなりがちで、円安株高傾向の時には日経平均は急騰し、円高株安傾向の時には日経平均は急落することになります。

直近の日経平均とドルベース日経平均チャートと相関係数

最終更新日:2016/12/3


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