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イエレン語録「米経済の回復、まだ」
更新日:2014年07月16日(水)
半年に一度行われるイエレンFRB議長の定例議会証言が15日、上院銀行委員会で行われました。断片的に伝えられた発言内容をつなぎあわせ、補足と私見を交えてまとめます。
「米経済の回復、まだ完了していない」のよ。なぜって、「本年の住宅市場に進展があまり見られず、失望」しているし、「労働市場に著しいたるみ残る」状態だから。

労働市場の状況を細かく見れば、「労働市場参加率は依然、低い」し、「長期失業者は過去最高水準にある」し、「失業率は長期的に正常な水準を依然上回る」し、「低い賃金の伸びは労働市場のたるみを表す」ものでしょ。
だから、今の米長期金利の低迷をとやかく言う人も多いけど「労働市場が一段と速やかに回復すれば金利も速やかに上昇へ」向かうはずよ。
「賃金はインフレの加速を示唆していない」 ことも最近の低インフレを象徴しているわ。
つまり、現状の「高レベルの緩和政策は引き続き適切」ということ。

私の「予測通りならば慎重なテーパリング継続へ」と向かうわ。それでも「債券購入は10月会合後に終了する可能性が高い」んだけどね。
並行して「第2四半期の成長持ち直しを注視」しているの。
それと、「FF金利誘導目標の今後の行方は新たな指標次第」なんだからね。FOMCの議事録で出口論の論議をみんなは気にしているようだけど、「的確な出口戦略はまだ決定していない」し、「正常化についての協議は政策変更が近いことを意味せず」ということを認識しておいてね。

それから、「最初の利上げに向けた機械的なフォーミュラはない」 の。(※決まった手順や公式のようなものはない)
10月に量的緩和を終了した後も債券の保有は続け、当面低金利の緩和策も継続するつもりなんだけど、バブル懸念とかっていう不都合もあり得るから、早めに金融政策正常化への方策を検討している最中なのよ。「リバースレポについて継続中。政策正常化への最善策は最終決定していない」ことは理解してね。
「経済活動は今後数年、緩やかなペースで拡大を」続けるだろうけど、「米経済の回復、まだ完了していない」のだから、ね。

あ、それと最近の株価の高値更新や、低ボラティリティのことを気にしているようだけど、「株式・不動産、社債の価値は正常」よ。「モメンタム株は割高」だけどね。金融政策が正常化に向かうときに、株価急落なんかで混乱させたくないから、みんなも気をつけてね・・・。

NY金・日足チャート 2014/6/17 - 7/1515日のNY市場、金相場は0.73%安で3日続落。6月18日以来、およそ1ヶ月ぶりに1,300ドルの大台割れ。イエレン発言を受けて10ドルほど急落した後は、1度も1,300ドル台を回復することなく横ばい推移。1,300ドルは心理的な節目にはなり易いものの、今回は1,310ドル台のサポートラインを下抜けた影響のほうが大きく、6月から続いた短期上昇トレンドの流れがいったん終了となる可能性も。当面の下値目安は1,280ドル辺り。

NYプラチナ・日足チャート 2014/6/17 - 7/15プラチナ相場も0.54%下げて3日続落。金に連れ安となって1,490ドル台の節目割れ。半月ぶりの水準となり、今年最高値圏での上値更新トライに向けた揉み合い水準からはいったん撤退。目先の下値目安となる水準は1,470ドル近辺。

ドル円・日足チャート 2014/6/18 - 7/15ドル円は0.14%の小幅続伸。イエレン発言には乱高下、定番となったハト派寄りの表現には101円40銭台まで下げて、タカ派寄りの内容には101円70銭台まで上昇。この日の安値と高値をつけた後は、小幅推移の範囲内ながらも高止まり。市場はややタカ派寄りと受け止めた感も。右肩上がりの200日移動平均線が101円91銭、緩やかに下落する90日移動平均線は102円08銭。方向が異なる2本の移動平均線はデッドクロス目前。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場7/15終値とチャート

国内金価格は0.55%の続落。3週間続いた揉み合い状態からの下方向へのレンジブレイクでそれなりの勢いを継続。約1ヶ月ぶりに90日移動平均線を下抜け、もう一段の調整余地。4,500円前後が目標水準。

プラチナは0.37%安で3日続落。年初来高値圏からの反落の流れが続き、5,190円台のサポートラインも下抜け。中期的には上昇トレンド継続中も短期的には調整局面入り。当面の下値目標水準は少なくとも5,130円程度、5,100円前後まで下げてもおかしくない状況。
※参考:金プラチナ国内価格7/16とチャート

2014年07月16日(水)時点の相場
国内金:4,538 円 7/16(水) ▼25(0.55%)
国内プラチナ:5,181 円 7/16(水) ▼19(0.37%)
NY金:1,297.1 ドル 7/15(火) ▼9.6(0.73%)
NYプラチナ:1,485.0 ドル 7/15(火) ▼8.0(0.54%)
ドル円:101.68 円 7/15(火) ▲0.15(0.14%)
→7/15(火)のその他主要マーケット指標

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→BRICS開発銀行始動へ 07/15(火)
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