更新日：2012年5月24日(木)
再選挙待ちのギリシャに対してEU首脳会合ではユーロ圏にとどまるべきとの声明を発表。同時に現行の財政再建策などの改革履行に期待。
一方では、ユーログループ作業部会ではギリシャのユーロ圏離脱に備え、各国が個別に対応策を用意する必要ありとの認識で一致、との報道も。
さらには、「ギリシャのユーロ圏離脱プロセスが適切に処理されれば、ギリシャは欧米経済に申告な打撃を与えずに離脱できる」と語る、某セントルイス地区連銀ブラート総裁のような見解もあり。
いずれにしても下落がとまらないユーロの状況が市場の混乱ぶりを物語っているようです。
株価や商品市場のユーロ追随もとまらない状況です。
NY金相場は5月上旬に1,600ドルを割れて1,500ドル前半まで下落して以降、1,530～1,600ドルの間で新たに持ち合い相場を形成中、昨日終値でその下限付近1,540ドル台まで下落。時間外では若干戻してきている様子も。
国内金も同じような動きで4,140～4,240円の狭い範囲での持ち合い相場に。これまた下限の4150円台に。
値動きの荒いプラチナも似たような動きながらNY市場では小さな持ち合い下限の1,430ドルを下抜け。
1,300ドル台後半までの下落の可能性が高まっています。
国内価格もやはり下限の3,850円割れ、今年1月中旬以来の3,800円も下抜けたことでまずは3,760円台までの下落も。
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2012年5月24日(木)時点の相場
国内金：4,153 円 5/24(木) ▼38(0.91％)
国内プラチナ：3,793 円 5/24(木) ▼67(1.74％)
NY金：1,548.4 ﾄﾞﾙ 5/23(水) ▼28.2(1.79％)
NYプラチナ：1,414.1 ﾄﾞﾙ 5/23(水) ▼44.3(3.04％)
ドル円：79.47 円 5/23(水) ▼0.49(0.61％)