更新日:2012年6月9日(土)
リスク資産の底値反発の兆候が見られ始めた今週、豪ドルが第一四半期GDPの上昇などを背景に対ドルで大幅上昇。ユーロも対ドルでは6週間ぶりの上昇。ドル円も先週末安値の77円台半ばから79円台半ばまで回復。NYダウはこの1週間で400ドル以上、3.59%もの上昇。
リスクオフからリスクオンへと流れが変わり始めた?週となった可能性もありそうです。
そんななか、値動きの激しさを増す金は先週の1,530ドル付近で底値反発?後、一度は1,640ドル台まで上昇し、週末には一時1,550ドル台まで急落再び1,600ドル手前まで戻しました。終って見れば先週末から29ドル程の下落。
高安上下の値幅でみると、金よりもプラチナのほうが大きいケースが多いのですが、先週と今週は金のほうの値幅が大きくなってきています。
ボラティリティ上昇はトレンド転換時に起きやすい兆候ではありますが・・・
金の上値目標1,680ドル、プラチナの上値抵抗1,460~1,490ドル付近、でいずれもわずかに上昇圧力優勢との見通しは変わらず。
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2012年6月9日(土)時点の相場
国内金:4,234 円 6/8(金) ▼77(1.79%)
国内プラチナ:3,840 円 6/8(金) ▼45(1.16%)
NY金:1,591.4 ドル 6/8(金) ▲3.4(0.21%)
NYプラチナ:1,425.1 ドル 6/8(金) ▼15.8(1.10%)
ドル円:79.40 円 6/8(金) ▼0.22(0.28%)
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