更新日:2012年6月21日(木)
FOMC(米連邦公開市場委員会)では、今月末期限切れとなるツイストオペの年内延長を決め、ゼロ金利は2014年末までとの見通しとなり、さらにGDP成長率見通しの下方修正、失業率見通しは情報修正とかなり厳しい状況となり、今後のQE3への可能性も感じさせる内容となった。
また、バーナンキ議長は財政の崖問題が及ぼす影響にも懸念しており、対応の必要性を議会へ牽制。
株や為替が乱高下した影響でNY市場の金も乱高下となったものの、ドル高となった割には底堅く1,600ドル台を維持。
プラチナも含めて見通しは変わらず。
国内金価格は上値目標4,410円の手前4,320円が超えられない。5月上旬以来突破できていないこの壁が分厚くなる前に突破しておきたいところ。プラチナも同様に5月上旬以来となる4,000円台が抵抗ラインと化してきそうな状況も。
いずれも上方向へのモメンタムが弱まりつつあることが懸念材料。
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2012年6月21日(木)時点の相場
国内金:4,263 円 6/21(木) ▼28(0.65%)
国内プラチナ:3,866 円 6/21(木) ▼74(1.88%)
NY金:1,615.8 ドル 6/20(水) ▼7.4(0.46%)
NYプラチナ:1,466.8 ドル 6/20(水) ▼13.7(0.93%)
ドル円:79.54 円 6/20(水) ▲0.58(0.74%)
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