更新日:2012年8月27日(月)
ギリシャ・サマラス首相の財政赤字削減目標期限延長を求めるユーロ圏行脚が終り、ユーロ圏財務相会合のユンケル議長には「最後のチャンス」と批判され、メディアには「無人島を売れ」と皮肉られ、独メルケル首相や仏オランド大統領には「ギリシャの残留を望む」と精神論を繰り返され、予想通り成果はなし。むしろ、ギリシャ離脱は恐怖ではない、という声を頻繁に耳にするように。
オランダではルッテ首相がギリシャへの第3次支援を阻止する意向を表明し、9月12日の総選挙で多数派の一つと予想される社会党はさらなる政府支出削減や欧州への国家主権譲渡を拒否し、もう一つの多数派と見られる極右の自由党はEUとユーロ圏からの離脱を主張。
独メルケル首相に協力体制をしく現ルッテ政権(自由民主党・連立政権)が継続できなければ、ユーロ圏北部にも新たな火種が・・・
8月最終の週明け、国内の金価格は第2目標地点4,430円前後を目指して4営業日続伸。NY金が1,670ドル台を、ドル円が78円台後半をそれぞれ維持している限り堅調推移が続きます。サポートライン4,100円。
プラチナも一方的に上昇が続き、買われ過ぎ状態が続きながらも次の目標値4,100円台後半。
2012年8月27日(月)時点の相場
国内金:4,403 円 8/27(月) ▲21(0.48%)
国内プラチナ:4,092 円 8/27(月) ▲12(0.29%)
NY金:1,672.9 ドル 8/24(金) ▲0.1(0.01%)
NYプラチナ:1,554.4 ドル 8/24(金) ▼0.5(0.03%)
ドル円:78.62 円 8/24(金) ▲0.14(0.18%)
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