更新日:2012年9月22日(土)
NY金価格は1ヶ月前の8月20日の週から今週末まで、5週間連続で週足陽線となっています。
8月20日からの週では、23日にFOMC議事録で量的緩和優勢となったことを材料に3.3%の上昇。
8月27日からの週は下落優勢の展開ながらも31日FRBバーナンキ議長のジャクソンホール講演で追加緩和期待が高まったことで急上昇、週間では0.88%上昇で引けました。
9月3日の週は3.13%上昇。6日のECB・国債購入策OMTの発表、翌7日には米8月雇用統計の低調さで追加緩和期待がさらに高まりました。
9月10日の週では、13日にFRBのQE3決定で1.85%上昇。
そして今週は、日銀追加緩和の金相場への影響はなく1,770ドル台での横ばい推移となり0.3%上昇。
この5週間で1,618ドルから1,778ドルまで160ドル、9.9%もの上昇で今年の最高値圏に到達しました。
なお、今年の最高値は2月28日に記録し、終値では1,788.4ドル、高値ベースでは1,792.7ドル。
昨日の高値では1,790ドルをつけていました。
金相場には追い風が続く状況ですが、やや買われ過ぎ感も否めません・・・
NY市場、金相場7日めとなる1,770ドル台はやや買われて1,780ドル手前まで上昇。
短期的には下落トレンドが始まった可能性のあるプラチナはやや反発。前日の1,620ドル付近が下値抵抗となるか。
2012年9月22日(土)時点の相場
国内金:4,627 円 9/21(金) ▼8(0.17%)
国内プラチナ:4,311 円 9/21(金) ▲16(0.37%)
NY金:1,778.0 ドル 9/21(金) ▲7.8(0.44%)
NYプラチナ:1,637.6 ドル 9/21(金) ▲13.7(0.84%)
ドル円:78.14 円 9/21(金) ▼0.10(0.13%)
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