更新日:2012年10月10日(水)
南アフリカの金鉱山が地底3,000メートルへと深堀りが進み、コスト高騰と生産量の減少に苦戦するなか、アフリカで2番め、世界10位の金生産国、ガーナでのゴールドラッシュを期待しての不穏な動きもあるようです。
中国人が土地を購入して無許可で金を採掘、地元住民との衝突が相次いでいるようです。
農地を破壊され、川に泥が流れ出し、環境破壊を懸念する住民たちの怒りが広がっています。
警察当局も動き出し、数10人の中国人違法採掘業者が逮捕され、38人が国外退去処分とか。
地球上の至るところでトラブルメーカー、しかしその強引さと積極性と先見の明?には、しばしば驚かされます・・・
NY市場、金は3営業日続落で1,700ドル後半での持ち合い相場を形成してきました。わずかながら上値目標1,820ドルへの望みは残すものの短期トレンドは下落。下値サポートラインは1,750ドル。
プラチナもわずかに3日続落。1,700ドルの大台割れであっさりと大きく続落、といったパターンをよく見かけるプラチナ相場ですが、今のところは以外にも高値で踏みとどまっています。しかし方向感は徐々に下落優勢に。下方向へは1,620ドルまでサポートラインが見当たらないのも実情。
国内、金価格も続落で先週末から100円程下げています。下落圧力が増しつつある状況で、4,550円のサポートラインまでで下げ止まればレンジ形成へ。上方向は直近高値4,700円が抵抗線。
プラチナも続落、上昇時も下落時も、金より値幅が大きく、先週末からは120円程の下落。4,230円~4,530円のレンジ内で方向感はわずかに上昇も下落転換寸前。
※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート10/10
2012年10月10日(水)時点の相場
国内金:4,607 円 10/10(水) ▼46(0.99%)
国内プラチナ:4,410 円 10/10(水) ▼44(0.99%)
NY金:1,765.0 ドル 10/9(火) ▼10.7(0.60%)
NYプラチナ:1,695.3 ドル 10/9(火) ▼3.5(0.21%)
ドル円:78.25 円 10/9(火) ▼0.08(0.11%)
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