更新日:2012年12月26日(水)
本日正式発足予定の安倍新内閣へのご祝儀相場の様相で朝から円安が進行しています。9時頃には、昨年高値4月6日の85.52円が視界に入る85.35円辺りまで上昇。ついに、現在84.94円辺りに位置する200週移動平均線を超えてきました。ドル円が200週移動平均線を超えるのは、2007年12月末以来、実に5年ぶりのこと。ちなみに当時のドル円は113円台でした。
短期的には85円の目標地点に到達したところで、過熱感高騰による調整も必要となりそうですが、85円台をしっかりキープして年越しできるかどうか、重要なポイントになりそうです。
今朝ほど公表された先週の日銀・金融政策決定会合の議事要旨では消費者物価の上昇率1%達成までオープンエンド、との意見が出ていたことも判明。日銀の金融緩和姿勢への歓迎ムードも後押しした模様。
欧米市場のクリスマス休場明け、国内の金価格は続伸で1週間ぶりに4,700円台を回復。下落トレンド継続ながらも円安の流れを受けて少しづつ地合いは改善。サポートラインは4,640円、レジスタンスは4,760円。
プラチナは下落ターゲット4,380円台到達直後の反発。下落バイアスはまだまだ強く、4,350円辺りまでの行き過ぎ警戒感も残る状況。
※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート12/26
2012年12月26日(水)時点の相場
国内金:4,702 円 12/26(水) ▲12(0.26%)
国内プラチナ:4,397 円 12/26(水) ▲11(0.25%)
NY金:1,659.5 ドル 12/24(月) ▼0.6(0.04%)
NYプラチナ:1,534.9 ドル 12/24(月) ▼2.0(0.13%)
ドル円:84.86 円 12/24(月) ▼0.08(0.09%)
Copyright(C) Let's GOLD