更新日:2013年2月25日(月)
先週末、93円40銭台で終えたドル円相場は週明けの月曜朝、94円半ばでオープン。1円程円安に振れて、大きく窓を開けてのスタートとなっています。週末の日米首脳会合での好感触と日銀総裁人事の進展、総裁に黒田氏、副総裁に岩田規久男氏のリフレ推進体制有力との報道に為替は大きく反応しました。
24時間オープンの為替市場で窓を開ける可能性があるのは、週末をはさみ、オセアニア市場が先行オープンする月曜日の朝だけ。通常、このタイミングで開けた窓は、行き過ぎの場合が多く、閉められる可能性がかなり高いと言われます。
しかし、最近の力強い円安の流れのなかでは、何度か窓を開けて、開けっ放しの状態も見られます。
最近で最も大きな窓を開けたのは12月の衆院総選挙の時。12月14日、金曜日のドル円終値が83円40銭台。総選挙投開票を終えて自民党政権誕生となった翌週月曜日の朝は84円30銭台でオープンしました。その日はやや円高方向に戻して83円80銭台で終了、開けた窓は若干縮小したものの40銭ほどのギャップを残したまま円安進行。この40銭のギャップは2ヶ月後の今も埋められていません。
現在ドル円は94円10銭台、やや下げてはいますが、今朝開けた窓は大きく開いたままです・・・
週明けの国内、一方的な下落が続き過ぎた金価格は11営業日ぶりの反発。今朝のドル円急反発でやや持ち直した格好。RSIが30を切り、売られ過ぎ状態はまだ続くものの相場の流れは下方向、4,820円付近が目標地点。
プラチナは3営業日続落となったものの、こちらのほうがやや底打ち感も。但し下落バイアスが強い状況には変わりはなく、下値警戒感も残る微妙な状況。
※参考:金プラチナ国内価格2/25とチャート
2013年2月25日(月)時点の相場
国内金:4,956 円 2/25(月) ▲39(0.79%)
国内プラチナ:5,056 円 2/25(月) ▼14(0.28%)
NY金:1,572.8 ドル 2/22(金) ▼5.8(0.37%)
NYプラチナ:1,607.4 ドル 2/22(金) ▼12.6(0.78%)
ドル円:93.42 円 2/22(金) ▲0.31(0.33%)
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