更新日:2013年12月28日(土)
今年よく耳にした、史上最高値更新、○年ぶり高値、△日続伸、□連騰・・・。リスク資産の上昇は年末まで続き、NYダウは26日までの6連騰で一服となったものの日経平均は昨日まで8連騰。日経平均は今年2月28日から3月11日にも8連騰を記録しており、週明け大納会の日に今年最長となる9連騰に挑戦。
主要株の今年の連勝記録を振り返ると、
日経平均はここまで2回の8連騰に加えて10月8日から17日までの7連騰も1回。
NASDAQも日経平均と並び8連騰が1回(7/3-15)。
NYダウはこれを上回る10日続伸を1回記録。3月1日から14日まで。
英FTSEも5月1日から15日まで10日続伸。同時期、ドイツDAXは5月7日から22日まで12日続伸。
欧米株の強さを象徴しました。
今年大きく下げたNY金は、7日続落(5/9-5/17)が1回、6日続落(7/30-8/6)が1回。
同プラチナも7日続落(12/11-19)と6日続落(11/20-11/27)が1回づつ。
円安の恩恵も受けた国内金価格は、8日続伸(4/17-26、8/8-19)が2回、8日続落(6/12-21)も1回ありました。
プラチナは、8日続伸(8/8-8/19)が1回、7日続伸(1/10-1/18)が1回、7日続落(9/26-10/4)も1回。
円安が進行したドル円は、意外にも最長は5日続伸。5/8-14、6/17-21、そして12/23-27の3回で、現在最長タイ、残り2日で記録更新がかかります。なお、5日続落も1回(4/25-5/1)ありました。
一方的な流れになり易い株に比べて、為替の場合にはたとえトレンドが強くても、適度な調整が入り易いことがわかります。
5日続伸中のドル円相場の週明けは、確率的には反落の可能性のほうが高そうです。
NY市場、金相場は0.14%の小幅上昇で3日続伸。調整相場継続で方向感はニュートラル。しかし1,220ドルの節目を超えられない状態、通常なら戻り売りタイミング。薄商いの状況下ではもう少し買い戻しが進む可能性もあるものの下方リスクも残る。当面の節目としては、上方向へ軽めのレジスタンスとして1,220、1240ドル、1,260ドル台。下方向へは1,200、1,190ドルが軽めのサポートラインとなり、最大1,120ドルまでの下落余地。
週間ベースでは+10.3ドル(+0.86%)の小幅反発。
プラチナ相場は0.98%の上昇で3日続伸。短期的には上昇トレンドに入りつつあり、上値抵抗となる1,390ドルを超えるようならその流れが加速する可能性も。但しこの1,390-1,400ドルの水準は厚めの抵抗ライン。サポートラインは1,350ドル、1,320ドル。
週間では+43.8ドル(+3.29%)となる大幅反発。
ドル円は0.35%上昇、小幅ながらも堅調推移が一週間続き、高値・終値ともに2008年10月3日以来となる105円台。昨日午前中に105円ちょうどまで上昇後は、目標到達後の達成感による調整売りが進み104円60銭台まで下落。欧州時間以降に持ち直して再び105円台へ。押し目らしい押し目を形成せずに高値更新が続き、通常なら適度な調整が入る頃。
週間ベースでは+1.08円(+1.04%)となり、10月28日の週から9週続伸。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場12/27終値とチャート
2013年12月28日(土)時点の相場
国内金:4,247 円 12/27(金) ▲32(0.76%)
国内プラチナ:4,734 円 12/27(金) ▲62(1.33%)
NY金:1,214.0 ドル 12/27(金) ▲1.7(0.14%)
NYプラチナ:1,376.0 ドル 12/27(金) ▲13.3(0.98%)
ドル円:105.16 円 12/27(金) ▲0.37(0.35%)
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