更新日:2021年3月1日(月)
月初の週明け、時間外のNY金は1730ドル台前半で終えた週末・月末から1730ドル台後半へと小幅に上昇スタート、為替は106円50銭台から40銭台へと小幅円高気味に推移。1日の国内金価格は-93円、1.41%の大幅続落。昨年11月30日の6512円をわずかに下回って過去最高値後の安値を更新し、昨年6月19日(6479)以来8ヵ月半ぶりの安値。三角保ち合い下放れの形となり、短期下値目安6530円程度までにはとどまり切れず。NY金の一服感にもサポートされてこの水準でいったん下げ止まることができれば、11月安値とでダブルボトムを形成する可能性も残すことになり、当面のサポート水準となる可能性も。
一目均衡表では日足に続いて週足でも三役逆転となって弱気相場入り。この状態はNY金も同様ながら、違いはNY金が11月安値を大きく下回ってダブルボトム崩れとなっているのに対し、国内金価格は11月安値とほぼ同水準。足下の円安基調にサポートされた格好にも。日足・週足三役逆転で軟調推移継続か、ダブルボトムを維持して下げ渋るか、3月序盤の攻防ポイントに。
時間外のNYプラチナは1190ドル付近で終えた週末から一時1180ドル割れ後、1200ドル台へと急反発。先週後半の急落局面を受け継ぐ高ボラ状態で今のところは反発優勢の展開に。国内プラチナ価格は-24円、0.53%の続落。2月10日(4286)以来の安値水準に。NYプラチナにも急落後の一服感から自律反発の兆しも見られ、サポートされる可能性も。
11月から続く上昇チャネルの上限ラインを2月に大きく突き抜け、ようやくチャネル内に戻ってきた状態。日足一目均衡表の転換線(4639)を下抜けて三役好転崩れも、基準線(4336)を大きく上回る水準に位置。基準線からの上方乖離幅は今回の上昇局面では最大の行き過ぎから少し戻した程度。11月安値から2月高値までの23.6%戻し(4396)ラインでも3月半ばまでは上昇チャネル内。4400円近辺から4600円程度までのレンジを維持できれば上昇チャネルも維持へ。
※参考:金プラチナ国内価格3/1とチャート
2021年3月1日(月)時点の相場
国内金:6,511 円 3/1(月) ▼93(1.41%)
国内プラチナ:4,479 円 3/1(月) ▼24(0.53%)
NY金:1,728.8 ドル 2/26(金) ▼46.6(2.62%)
NYプラチナ:1,185.3 ドル 2/26(金) ▼46.2(3.75%)
ドル円:106.57 円 2/26(金) ▲0.33(0.31%)
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