更新日:2025年1月27日(月)
過去16年間で1月の月間上昇確率は金・プラチナともに68.8%。
金価格は4・8月の75.0%に次ぎ、10月と並び3位タイ。プラチナは10月と並び1位タイ。
好調月の1月、今年ここまでの絶対値平均騰落値幅は金価格が65円、騰落率では0.44%。これに対してプラチナ価格は37円、騰落率では0.72%。
昨年は金価格が95円、騰落率では0.73%。プラチナは61円、騰落率は1.19%。
絶対値平均騰落率は国内金価格は今年ここまでで昨年比39.7%縮小、プラチナは39.5%縮小。
絶対値平均騰落値幅では金価格が31.6%縮小、プラチナは39.3%の縮小。
価格水準が3倍近くまで開いた現状では、変動率が同程度でも価格水準の格差は大きく拡大。
その結果、1月ここまでの月間騰落状況は金価格が+490円。3.35%。プラチナは-67円、1.30%。
直近4年間では金・プラチナともに2勝2敗の五分、しかし昨年までの2年では金が2連勝、プラチナは2連敗。
高確率で上昇してきた好調月、1月も残り1週間、今年も明暗分かれる状況となっています。
週明け時間外のNY金は2770ドル近辺、先週末の2770ドル台後半から軟調スタート。NYプラチナも週末の970ドル台から960ドル台へと軟調。ドル円も週末の155円90銭台から155円半ばへと円高の流れ。
27日の国内金価格は+11円、0.07%の小反発。今年の絶対値平均騰落率0.44%の6分の1にとどまり、最高値圏での高止まり状態。足下で調整気味のNY金、円高圧力がやや強まる状況のどちらかでも巻き戻しの流れとなれば、再び最高値更新トライへも。15120円超へと最高値更新となれば一段高トライへ、15180円程度までが短期上値目標に。逆に15080円割れへと失速ならいったん調整へ、15000円の大台近辺までが短期下値目安に。
一目均衡表では雲の上限(14266)、基準線(14607)、転換線(14922)を大きく上回り、遅行線も26日前価格(14549)を大幅上方乖離で三役好転の強気相場が継続中。
プラチナ価格は-11円、0.22%の続落。今年高値(5262)から安値(5003)の38.2%戻し(5102)達成後の一服から調整方向へ。上昇軌道を維持する21日移動平均線(5125)に跳ね返された格好にもなり、5110円の節目から21日線までが目先の抵抗帯に、これを突破できれば一段高トライへ、61.8%戻し(5163)から5170円辺りまでが短期上値目標に。下方向には90日移動平均線(5079)がサポートとなるかどうか。
一目均衡表では転換線(5067)を上回る基準線(5095)をわずかに上回り、雲の下限(5009)を上回るも上限(5223)を大きく下回る水準。遅行線は26日前価格(4998)を上回って二役好転で一役は揉み合い。ただし雲との関係性以外は実質揉み合い状態、あるいはまもなく攻防へ、という状況でもあり、短中期的には三角保ち合い傾向。5000円から5200円近辺までが当面の主要レンジの様相に、抜け出した方向へトレンド形成となる可能性も。
※参考:金プラチナ国内価格1/27とチャート
2025年1月27日(月)時点の相場
国内金:15,100 円 1/27(月) ▲11(0.07%)
国内プラチナ:5,097 円 1/27(月) ▼11(0.22%)
NY金:2,778.9 ドル 1/24(金) ▲13.9(0.50%)
NYプラチナ:972.1 ドル 1/24(金) ▲1.7(0.18%)
ドル円:155.94 円 1/24(金) ▼0.11(0.07%)
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