2012年5月のギリシャ総選挙で連立与党が過半数割れとなったことでギリシャ政局の混迷が続き、ユーロ圏を離脱するのではないかという懸念が浮上。EU(欧州連合)首脳や関係者はギリシャがユーロ圏にとどまることを望み、それまでに承諾したギリシャ支援の条件である緊縮財政策の継続を要望。
EU諸国や金融機関、企業においても、万が一ギリシャがユーロ圏を離脱した場合に備え、その影響を最小限に食い止める対策も準備し始めた。暗に出口対策を指すかのような、グレグジット(Grexit):Greece + Exit という造語も生まれた。
最終更新:2012年05月30日
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