ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が17日発表した12月のドイツ景況感指数(期待指数)は15.7。市場予想の6.9を上回り、11月からは+8.3の反発で4ヵ月ぶりの高水準。6ヵ月平均は16.80となり、9ヵ月ぶりの低水準。
ZEW景況感指数は、ドイツの民間調査会社である欧州経済研究センター(ZEW:Zentrum fur Europaische Wirtschaftsforschung)が発表する景況感指数です。2008年のリーマンショック直後に大底をつけたZEW景況感指数は、IFO景況指数に比べて一足先にV字回復しています。 半年先の見通しとしては既に楽観的になっていたのでしょう。しかし、2009年秋、ギリシャの財政赤字発覚以降は景気見通しは下降線を辿ります。 2011年秋に反転し、2012年前半には上昇、夏場には再び下落、秋以降は上昇し始めています。
最近のZEW景況感指数の推移
※括弧内は6カ月移動平均
2024年12月:15.7(16.80)
2024年11月:7.4(22.10)
2024年10月:13.1(28.72)
2024年9月:3.6(33.68)
2024年8月:19.2(38.37)
2024年7月:41.8(38.48)
2024年6月:47.5(34.05)
2024年5月:47.1(28.27)
2024年4月:42.9(22.05)
2024年3月:31.7(14.72)
2024年2月:19.9(7.53)
2024年1月:15.2(2.17)
2023年12月:12.8(-2.82)
最終更新日:2024/12/17