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★金プラチナ短期相場観★

想定外の雇用大幅増、ドル高で追加利上げ観測も再燃
更新日:2023年10月07日(土)
雇用統計・非農業部門雇用者(NFP)増減+3ヵ月平均 2023年9月米9月雇用統計では、雇用者数の伸びが想定を大幅に上回るポジティブ・サプライズ。長期金利上昇とドル高急進となってNY金も小幅に急落。ただし、賃金上昇率鈍化や長期金利では高値警戒感、ドル円では150円付近での介入警戒感などもあり、伸び悩み。前日まで9日続落で急落局面形成のNY金はイベント通過の一服感もあって反発へ。それでも年内追加利上げ観測は大きく後退していた状態から、若干持ち直しの様相に。

米9月雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想の前月比+17.0万人を大幅に上回る+33.6万人。1月(+47.2)以来、8ヵ月ぶりの高水準に。さらに8月分は+4.0万人、7月分は+7.9万人、2ヵ月合計で11.9万人の上方修正。
3ヵ月平均では+26.6万人となって3月(+31.2)以来、半年ぶりの高水準。8月時点では+18.9万人まで低下し、2年7ヵ月ぶり低水準となり、2012-19年平均の+19.6万人を下回って平年並みの状況に回帰した可能性を示していた状態。これが一時的に過ぎなかった可能性を示唆するように9月に再上昇。
少なくとも、様子見状態の為に今後さらに時間を要することにも。

また、年間平均では、今年9月までの平均で+26.0万人となり、コロナ禍の2020-2022を除けば過去最高となっていた2014年平均の+25.0万人を上回る水準。雇用増加ペースは、もう少し減速余地があってもおかしくはない状況。
これにも判断に時間を要する状況にも。

<労働市場において、大幅利上げによる抑制効果が現れていない可能性も想定される、その他雇用指標>
・失業率:3.8%=8月から横ばい、上げ渋り。
・U6失業率:7.0%=8月(7.1)から低下、上げ渋り。
・長期失業者の割合:19.1%=8月(20.3)から低下、上げ渋り。
・人口当たりの雇用率:60.4%=3ヵ月連続横ばい、コロナ後最高水準で高止まり、下げ渋り。
・賃金上昇率:前年比+4.15%=8月(4.26)から鈍化で2年3ヵ月ぶり低水準も、12ヵ月連続4%台、下げ渋り。

NY金・日足チャート 2023/9/1 - 10/66日のNY金は+13.4ドル、0.73%高となって10日ぶりの反発。1835ドルを挟んで小幅保合い推移となった時間外を経て、NY朝には米9月雇用統計の予想外の上ブレを受けて小幅に急落。1830ドルを割れて前日安値も下回り、7ヵ月ぶり安値となる1820ドル台前半まで下落。しかし、中期三角保合い下放れに伴う一段安で、N計算値を適用して想定可能な下値目安1820ドル近辺で下げ渋ると、イベント通過後の米長期金利上昇とドル高一服にも連れて切り返し。RSIが前日までに10%台へと低下して過熱感を強めていた状態からの反動もあり、NY午後には1840ドル台を回復、高値では1850ドル手前まで上昇。急落局面一服の兆しとなり、底打ち確認に向けては1830ドルが目先のサポート、これを維持できない場合には2月安値(1810.8)近辺までを目安に一段安も。上方向には9日移動平均線(1861.8)の早期回復がポイントにも。
週間ベースでは-20.9ドル、1.12%安で3週続落。

NYプラチナ・日足チャート 2023/9/1 - 10/6NYプラチナは+19.0ドル、2.2%高で5日ぶりの反発。時間外は860ドル台前半を中心に小幅保合いとなり、前日安値を下回って860ドル割れを試す場面も。NY市場では雇用統計直後に再び860ドル割れ、それでも1年ぶり安値となる850ドル台半ばで下げ渋って切り返し、NY午後には870ドルから880ドル台を回復、高値では890ドル手前まで上昇。860ドルが当面の下値サポートとなって底打ちの可能性も示唆、これを維持できない場合には840ドル程度までの一段安も。上方向には9月までの下値サポート890ドルがレジスタンスに切り替わらないことがポイントに、クリアできれば900ドルの大台回復トライへも。
週間ベースでは-34.4ドル、3.76%の続落。

ドル円・日足チャート 2023/9/4 - 10/6ドル円は78銭のドル高円安、0.53%の反発。東京朝の148円30銭台が安値となり、底堅い展開に。午前には148円70銭付近まで上昇し、午後には80銭台へ、東京市場終了直後には149円付近まで上昇。149円ラインでの攻防状態となった欧州時間を経てNY朝、雇用統計の力強い結果に148円90銭台から149円50銭台までの急騰で反応。ただし、その後は16年ぶり高水準で推移する米10年債利回りの失速にも連れて伸び悩み、それでも反落局面でも149円を維持して149円30銭台に収束。結果的に20日移動平均線(148.41)にもサポートされる形となり、レジスタンスとなる可能性もあった9日移動平均線(149.25)はわずかながらも上抜け。148円50銭から149円90銭までが目先の主要レンジとなって次週、9月CPI待ちへ。下方ブレイクとなれば147円近辺までの調整へ、上方ブレイクとなれば151円台トライの展開にも。
週間ベースではわずかに8銭のドル安円高、0.05%安で5週ぶりの小反落。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場10/6終値とチャート

2023年10月07日(土)時点の相場
国内金:9,512 円 10/6(金) ▼42(0.44%)
国内プラチナ:4,484 円 10/6(金) ▼34(0.75%)
NY金:1,845.2 ドル 10/6(金) ▲13.4(0.73%)
NYプラチナ:881.5 ドル 10/6(金) ▲19.0(2.20%)
ドル円:149.29 円 10/6(金) ▲0.78(0.53%)
→10/6(金)のその他主要マーケット指標

←ガザ危機でリスク回避の金買い、急落の国内金も急反発 10/10(火)
→減少続くドイツ2023年輸出入、輸出見通しはさらに悪化も 10/06(金)
→民間雇用の伸びは急減、ADPは2年8ヵ月ぶり低水準 10/05(木)
→米労働市場は予想外、為替市場は乱高下、米議会も混乱 10/04(水)

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