更新日:2012年7月9日(月)
今年第一四半期にインドを抜いて金の需要量が世界一となった中国。その中国では景気減速がとまらない。
今朝ほど発表された6月CPI(消費者物価指数)は前年比2.2%で前回の3.0%、今回の市場予想の2.3%も下回った。
今週は6月の小売売上高や第2四半期GDPの発表も控えている。GDPの市場予想は7.6~7.8%とされ、第1四半期の8.1%を下回り、3年ぶりの8%割れとなり、成長率の鈍化が顕著となりそう。
中国の最大の輸出先、欧州の経済危機が大きく影響している上に、ベトナムやバングラデシュなど低コスト国の台頭により輸出競争力も低下している模様。
今後も続くと予想されるGDPの鈍化を裏付けるように、先週、唐突に2ヶ月連続利下げを発表。
今後の金の需要への影響も懸念される・・・
国内金の上値目標4,400円台半ば、サポートライン4,100円付近変わらずもバイアスは弱気転換目前。
プラチナの上値目標4,100円手前、サポートライン3,680円付近も変わらず。
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2012年7月9日(月)時点の相場
国内金:4,199 円 7/9(月) ▼96(2.24%)
国内プラチナ:3,836 円 7/9(月) ▼117(2.96%)
NY金:1,578.9 ドル 7/6(金) ▼30.5(1.90%)
NYプラチナ:1,449.5 ドル 7/6(金) ▼28.2(1.91%)
ドル円:79.65 円 7/6(金) ▼0.26(0.33%)
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