更新日:2012年8月6日(月)
週末に発表された米7月の雇用統計で雇用者数の増加状況が大幅に改善されたことでFRBの追加緩和への期待がやや後退した感もあります。
9月のFOMCでもQE3見送りとなった場合、その次の10月後半のFOMCは大統領選挙直前となる為に実施は困難、従って年内温存、という見方もあるようです。一方では、世界経済の成長見通しの不透明さ、ユーロ危機や財政の崖、大統領選挙(ロムニー氏当選の場合バーナンキ議長は任期終了?)などの不安材料も多く、9月のチャンスを見送ることはできない、との予想もあります。
9月7日の次回雇用統計で雇用者数の伸びが今回ほどではない場合、その確率は高まりそうです。
8月31日のジャクソンホールでのFRBバーナンキ議長講演でのQE3言及の有無にも注目が集まります。
週明けの国内、金価格は5日ぶりの反発で4,200円台回復。4,100円台をサポートラインとして4,300円台半ばへ向かう上昇基調を維持。
弱気相場が続いていたプラチナも先週末の年初来安値から大幅反発で売り一服感、バイアスは好転。目先の上値抵抗3,720円付近を上抜けできれば上昇余地拡大の可能性も。
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2012年8月6日(月)時点の相場
国内金:4,216 円 8/6(月) ▲59(1.42%)
国内プラチナ:3,692 円 8/6(月) ▲62(1.71%)
NY金:1,609.3 ドル 8/3(金) ▲18.6(1.17%)
NYプラチナ:1,414.4 ドル 8/3(金) ▲26.6(1.92%)
ドル円:78.60 円 8/3(金) ▲0.37(0.48%)
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