更新日:2012年10月29日(月)
火曜日の追加金融緩和を織り込み済の日銀金融政策決定会合では、買入基金増額10兆円なら失望売りで、プラスアルファの内容が注目されます。週末の米雇用統計では失業率のさらなる低下が進むかどうかが注目されます。雇用市場の改善傾向が進めば金には売り圧力。
また、来週11月6日に向けて大詰めを迎える米大統領選挙も最後まで接戦状態が続き、米経済政策が転換期を迎えるのかどうかにも非常に注目が集まります。
重要指標も続き、警戒感も高まる今週の市場、ニューヨーク市場はハリケーン「サンディ」への厳戒態勢から始まります。
100年に1度のフランケンストームと言われる最大勢力のハリケーンが米北東部を直撃する可能性が高まり、交通機関の運休や学校の閉鎖も相次ぎ、ニューヨーク証券取引所(NYSE)も商業取引所(NYMEX)も29日は電子取引のみで立会取引中止。立会取引中止は1985年以来初のことなのだそう。
嵐が過ぎ去ったあとの市場動向に注目です・・・
週明けの国内、金は反落。4,550円付近に新たなサポートラインができつつあり、下げ渋る展開。しかし明日の日銀会合の結果次第で下値ターゲット4,400円への再トライの可能性も大か。
プラチナも大きく反落、売り圧力増大であらためて下方向へのトレンドが加速、下値を切り下げる展開に。
※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート10/29
2012年10月29日(月)時点の相場
国内金:4,563 円 10/29(月) ▼24(0.52%)
国内プラチナ:4,146 円 10/29(月) ▼74(1.75%)
NY金:1,711.9 ドル 10/26(金) ▼1.1(0.06%)
NYプラチナ:1,546.0 ドル 10/26(金) ▼22.8(1.45%)
ドル円:79.59 円 10/26(金) ▼0.71(0.88%)
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