更新日:2012年12月28日(金)
11月後半以降、日本の政権交代と安倍内閣の経済政策・アベノミクス期待で上昇が続いた日経平均と円安継続の為替市場、国内要因がここまで相場を押し上げることも珍しい年末となりました。
11月13日のNY市場終値から今朝時点までの騰落率を見ると、
ドル円は8.47%の上昇、豪ドル円の7.84%上昇を上回りました。ユーロ円はこれを上回る13.03%の上昇。
さらに上昇したのが日経平均で19.19%。連日の年初来高値更新で大納会の本日もさらに更新か、という勢いです。
NYダウが2.67%の上昇にとどまっているのとは対照的です。
ちなみにNY金価格は3.54%の下落、プラチナが3.44%の下落と調整相場が続きます。
国内価格はというと、ドル円の上昇に支えられて金が4.68%上昇、プラチナも4.62%の上昇となっています。
年末のリスク要因はまだ残っていますが、
来年もこの状況が、どこまで継続するのか、安倍内閣の政策がどこまで続くのか・・・
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
NY市場、小動きが続く金は少しづつ下落バイアスも縮小中。1,640~1,720ドルのレンジ脱出チャレンジは年明けにお預けか。
プラチナは値動きなしの日も含めると9営業日続落。やや下落一服感も見られるものの、きっかけ次第で下落ターゲットの1,490ドル台への到達も。
円安の流れがとまらないドル円の上昇を受けて国内金価格は4日続伸、1.4%の大幅上昇で11月26日の年初来高値に迫る4,800円台に。トレンド転換で上昇ターゲット4,900円を目指す展開に。
プラチナも3日続伸ながら金ほどの勢いはなく、4,380~4,550円のレンジ内推移で下落基調が続きます。
※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート12/28
2012年12月28日(金)時点の相場
国内金:4,806 円 12/28(金) ▲66(1.39%)
国内プラチナ:4,435 円 12/28(金) ▲30(0.68%)
NY金:1,663.7 ドル 12/27(木) ▲3.0(0.18%)
NYプラチナ:1,531.8 ドル 12/27(木) ▼3.1(0.20%)
ドル円:86.10 円 12/27(木) ▲0.47(0.55%)
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