更新日:2013年1月1日(火)
米国の財政の崖回避をめぐる協議がもつれにもつれ、事実上の越年が確定したものの、上院では年収45万ドル以下を減税延長の対象とすることで大筋合意し、31日深夜にも採決の方向と見られ、下院でも早々の採決が確実視されているようです。
日本時間深夜の年明け以降はリスクオンの流れが加速し、NYダウは6日ぶりの大幅反発、為替も円安が加速し、ドル円もユーロ円はじめクロス円も軒並み年初来高値を更新。
リスクオフの流れで低調な地合いが続いていた貴金属もリスクオンによる上昇で2012年最終日を終えました。
米議会で正式に法案成立となれば2日以降もこの流れが継続しそうな状況です。
2013年、辰巳天井の巳年、まずはリスクオンの流れからスタートしました。
年末のNY市場、金は大きく反発し現状のレンジ1,640~1,720ドルの半ばまで回復、流れも好転間近。
結局12月は前月末から36.9ドル、2.15%の下落となり、3ヶ月続落で2012年を終了。年間では前年末から109ドル、6.96%の上昇となりました。
プラチナは11営業日ぶりに反発。しかし下落トレンドが続き、ターゲット1,490ドル台までの下落リスクも年越し。
月間では11月の上昇から大きく反落となった12月、65.9ドル、4.11%の下落。年間では139ドル、9.93%上昇しました。
ドル円は2012年3月の84.17円から9月の77.12円までの下落幅の161.8%戻しとなる88円台半ば辺りが、少し長めのレンジでの目標値として浮上しそうです。
2013年1月1日(火)時点の相場
国内金:4,806 円 12/28(金) ▲66(1.39%)
国内プラチナ:4,435 円 12/28(金) ▲30(0.68%)
NY金:1,675.8 ドル 12/31(月) ▲19.9(1.20%)
NYプラチナ:1,538.7 ドル 12/31(月) ▲21.3(1.40%)
ドル円:86.74 円 12/31(月) ▲0.70(0.81%)
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