更新日:2013年4月12日(金)
2009年4月以来ちょうど4年ぶりの高値となる99円95銭まで円安が進行したドル円相場、激しい防戦売りで大台の100円を目前に反落。やはりこのラインを突破するのは簡単ではなさそうです。先週末の97円台後半から週明けすぐに99円台まで上昇したものの、100円前後の3つ節目とオプションバリアの存在で勢いが削がれた様子もありそうです。
しかし、大きな節目を突破する場面では、すんなり突破するケースよりも、何度か跳ね返されて、数回目のトライでようやく突破、という形がよくあるパターン。
材料難の週末、大台への再トライは来週へと持ち越しの可能性が高まります。
米国の地区連銀の景況指数やベージュブックなどで米経済状況の好調さが示唆されれば、ドル買い主導で円安へ・・・?
NY市場、金は小幅反発で1,560ドル台に。先週1,570ドルの下限を割れて以降、急落こそしないものの上値も重くなる展開でレンジ上限も切り下がる状況。上方向の節目は1,590ドル、下方向は長期サポートラインの1,530-1,550ドル、1,500ドルをわずかに割れる程度までの下落リスクも。
プラチナも小幅反発。やはりレンジが1段切り下がった形で、上限は1,550ドル台、下値は1,460ドル程度まで下落の可能性も。
ドル円は99円台での揉み合いに。ここを我慢して99円台をキープできれば100円台前半までの上昇は可能と見ますが。
※参考:金プラチナ価格とドル円 NY市場4/11終値とチャート
国内、金は小幅に反発して再び最高値圏の5,200円台を窺う展開。ドル円が100円突破なら5,255円の最高値更新の可能性も。
週間ベースでは171円、3.40%の大幅上昇で2週続伸。
プラチナも小幅反発で5,100円台を回復。当面の上値抵抗は5,140円。10日の5,135円、3月15日の5,133円、3月12日の5,198円、1月28日の5,160円と今年に入って何度も上値を押さえられた5,100円台は中期的な抵抗ライン。
週間では140円、2.82%、4週間ぶりに上昇に転じたところ。
※参考:金プラチナ国内価格4/12とチャート
2013年4月12日(金)時点の相場
国内金:5,197 円 4/12(金) ▲21(0.41%)
国内プラチナ:5,107 円 4/12(金) ▲20(0.39%)
NY金:1,564.9 ドル 4/11(木) ▲6.1(0.39%)
NYプラチナ:1,535.8 ドル 4/11(木) ▲6.0(0.39%)
ドル円:99.67 円 4/11(木) ▼0.10(0.10%)
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