更新日:2013年6月3日(月)
二日新甫は荒れる、と言われます。1日が休日で2日から相場が始まる月は荒れやすい、ということですが、この6月は三日新甫。もっと荒れるのか?と警戒してしまいますが、既に金価格は4月に暴落、5月には日経平均の暴落、為替は急落こそないものの株価に連動するように円高へ。今月は少しづつ落ち着きを取り戻すのではないか、と見るのが自然な流れ。
日本株は今朝も300円安で推移しているようですが、そろそろ下値メド、という声も聞かれ始めます。
為替も100円割れの可能性は十分にあるものの、大きく円高が進むような状況ではないものと見ます。歴史的に見ても大きな節目付近に位置し、逆に円安方向への勢いも減速するのではないか、という予想も成り立ちそうです。
金もプラチナも4-5月に大きく下げた分、一旦は落ち着く可能性のほうが高そうです。特にプラチナの場合は、長期的なサポートライン、採算ラインとも言われる1,400ドルが大きく作用しています。
足元では10年債利回りも1.0%手前で反転、下落しています。
そんな月初は重要指標の発表ウィーク。波乱の可能性も抱えますが。
週明けの国内、金価格は1.9%の大幅反落。先週末上昇分を帳消しにして上値目標消滅。ボラタイルな動きが続き、レンジを徐々に拡大しつつある様子。4,700円のレンジ下限を微妙に下抜けたのもレンジ拡大の動きと見る。次のサポートライン4,690円を明確に下抜けるようなら新たに下値模索の展開も。
なお、レンジ相場が続いた5月は35円、0.73%の下落で2ヶ月続落。
プラチナも乱高下状態が続き1.6%の反落。4,920円のサポートライン手前で下げ止まり、最大5,120円付近まで上昇余地の可能性は残すものの、下押し圧力が徐々に高まる状態。
5月は62円、1.25%の上昇。
※参考:金プラチナ国内価格6/3とチャート
2013年6月3日(月)時点の相場
国内金:4,696 円 6/3(月) ▼90(1.88%)
国内プラチナ:4,934 円 6/3(月) ▼82(1.63%)
NY金:1,392.6 ドル 5/31(金) ▼18.9(1.34%)
NYプラチナ:1,461.8 ドル 5/31(金) ▼20.9(1.41%)
ドル円:100.42 円 5/31(金) ▼0.30(0.30%)
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