更新日:2013年8月10日(土)
この1週間はNYダウが-1.49%、NASDAQ-0.80%、独DAX-0.82%、英FTSE-0.97%、日経平均は-5.88%。米ドルも主要通貨や豪ドルなどに対しても売られる展開で株安・ドル安の週。
しかし、NYダウやドル円と逆相関になり易いNY金相場は、ほとんど横ばい推移。代わりにプラチナが大きく上昇、2週続けて金との連動性も低下してきた様子のプラチナだけが堅調推移。
NY市場、金相場は0.18%の3日続伸で短期トレンドは再び上向きへと転換へ。1,280ドルのサポートラインで上値目標1,350ドル台への可能性も再上昇。中国の7月鉱工業生産の好結果なども現在の水準維持に貢献した模様。
週間騰落率は+1.6ドル(+0.12%)とほぼ横ばい推移。
プラチナも0.6%の3日続伸で1,500ドルの大台載せで7月23日に設定した第2目標1,500ドルに完全到達。予想される今後の展開としては、目標到達+大台回復からの一服感が出るか、もしくは上昇基調がさらに強まり、1,550ドル台辺りまで上昇の可能性も。
週間では+49.1ドル(+3.38%)と大幅上昇。
ドル円は前日の5日ぶりの反発分を帳消しにし、2日連続で97円の大台が上値抵抗となる形で0.46%の反落。95円台前半までの下落の流れが継続。今の段階ではまだ可能性は低いものの、この円高の流れが加速し、目標値をさらに超えて最大であと2円程度までの下落リスクも浮上。
12日、月曜朝の日本の4-6月期GDP速報値が下振れするようなことがあれば、消費増税判断への大きなマイナス材料となり、波乱の可能性も。
週間では-2円67銭(-2.70%)と反落の円高。
※参考:金プラチナ価格とドル円 NY市場8/9終値とチャート
なお国内金価格の週間ベースは、-87円(-2.0%)で2週続落、プラチナ価格は+60円(+1.25%)と反発。
2013年8月10日(土)時点の相場
国内金:4,260 円 8/9(金) ▲102(2.45%)
国内プラチナ:4,846 円 8/9(金) ▲185(3.97%)
NY金:1,312.2 ドル 8/9(金) ▲2.3(0.18%)
NYプラチナ:1,500.6 ドル 8/9(金) ▲9.0(0.60%)
ドル円:96.25 円 8/9(金) ▼0.45(0.46%)
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