更新日:2015年7月20日(月)
週明け月曜午前、NY市場時間外の金相場は1130ドル台前半から1100ドル近辺へ、プラチナ相場は990ドル台半ばから970ドル近辺へと急落しています。為替は1ドル=124円10銭台での小動きが継続中。
NYプラチナ相場は、7月9日仏滅の日に1022.4ドルまで下落し、その6日後の15日仏滅の日には1021.7ドルへと安値を更新しました。それでも1020ドル台をなんとか維持して耐える形となりましたが、翌16日には節目の1020ドルを完全に割り込み1011.6ドルへ。
この時点で下落幅はさらに拡大する可能性が高まり、当面のNYプラチナ相場の下値目安970ドル台が浮上。翌17日には一時996.6ドルまで下落し、1001.3ドルで終えていました。
本日20日、またしても仏滅の日、NYプラチナ相場は目標水準970ドルに早くも到達し、さらに水準を切り下げるような勢いとなっています。
この流れを受けて国内プラチナ価格も軟調推移が続きます。7月9日仏滅の日に4279円の安値をつけて14日の4412円まで大幅反発。しかし15日仏滅の日から3日続落で週末には4328円まで下落していました。
本日20日の仏滅の日、海の日の祝日でなければ国内プラチナ価格は7月9日安値を大幅更新していることになり、明日までに大幅反発できなければ、一段安へと向かう可能性が高まることになります。
NYプラチナと同じような急落パターンを形成し、当面の下値目安としては4000円台(4100円割れ)の水準が想定されることになりそうです。
今年前半の国内プラチナ地金の販売量は昨年の2倍以上のペースとなっているのだそうです。
買い遅れた人、買おうかどうか迷っていた人達にとっても、絶好の買い場が、この夏に訪れそうな状況となってきました。
2015年7月20日(月)時点の相場
国内金:4,887 円 7/17(金) ▼6(0.12%)
国内プラチナ:4,328 円 7/17(金) ▼35(0.80%)
NY金:1,131.9 ドル 7/17(金) ▼12.0(1.05%)
NYプラチナ:1,001.3 ドル 7/17(金) ▼10.3(1.02%)
ドル円:124.06 円 7/17(金) ▼0.08(0.06%)
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