更新日:2024年6月24日(月)
2024年上半期も残りあとわずか。
6月の月間上昇確率としては、国内金価格は昨年までで6勝9敗、上昇確率40.0%。今月下落してしまうと10敗、勝率37.5%の3月と並び年間上昇確率最低月タイに。現時点で+0.9%の上昇となっている6月の年間最弱月回避に向けた攻防ラインは5月末の12950円維持。
国内プラチナ価格の6月上昇確率は昨年まで4勝11敗で26.7%。単独年間最低勝率となっている6月、今年もここまで-1.6%。このままマイナス圏で終了すると年間最弱月を独走。もし、プラス転換できれば5勝11敗となって9月と並び最低タイ。単独最下位脱出に向けた攻防ラインは5月末5629円超。
週明け時間外のNY金は2330ドル台前半、急反落となった週末の水準を維持しての小動き。ドル円は159円60銭台から90銭台まで上昇して小反落、週末水準付近で160円の大台回復トライをうかがう展開にも。
24日の国内金価格は-159円、1.2%の大幅安で6日ぶりの反落。短期上値目標12900円台や13000円の大台回復を達成してやや行き過ぎとなったところからの巻き戻しで13060円台へ。上値トライ一服で月末月初の急変動警戒感が高まる前の小休止状態にも。ただし13230円の節目を上抜けると13300円の大台回復トライへと向かう可能性も。9-21日移動平均線(12932-12919)辺りまでが目先の下値サポート候補。
一目均衡表では転換線(12981)、基準線(13029)を上抜け、遅行線も26日前価格(13028)を上回る水準を維持して三役好転。ただし雲の上限は週末に13063円まで上昇し、現状水準維持でも遅行線は今週、26日前価格を下抜けへ。5月安値(12630)と5月最高値(13368)を起点に三角保合いを形成しつつあり、この50%戻し(12999)ラインが当面の方向性を左右する攻防ラインにも。
NYプラチナは週末の990ドル台後半から一時990ドル付近まで下落も990ドル台半ばへと反発。1000ドルの大台回復をかけた攻防にも。
国内プラチナ価格は+90円、1.65%高で6日続伸。6月4日(5580)以来、20日ぶりの高値。6日続伸は今年最長で昨年8月以来、10ヵ月ぶり。5490円の節目突破に伴う短期上値目標、5月高値(5877)から6月安値(5218)の半値戻し(5548)近辺にも急接近。NYプラチナの大台回復や160円超への円安進行などに押し上げられると5600円の大台回復も視野に。
一目均衡表では転換線(5379)を上抜け、基準線(5548)にはあと少し。遅行線は26日前価格(5746)を下回る状態が続き、雲の上限(5393)にぶつかって跳ね上がるパターンで急反発とはなったものの、一役好転、一役は逆転、一役揉み合いという状態に。基準線を上抜けることができれば二役好転も、その先は今年2月以降の上昇チャネル上限ラインが5600円台前半での推移。抵抗水準にもなりやすい5600円台前半が今年高値圏再トライに向けた攻防ラインにも。
※参考:金プラチナ国内価格6/24とチャート
2024年6月24日(月)時点の相場
国内金:13,062 円 6/24(月) ▼159(1.20%)
国内プラチナ:5,539 円 6/24(月) ▲90(1.65%)
NY金:2,331.2 ドル 6/21(金) ▼37.8(1.60%)
NYプラチナ:996.4 ドル 6/21(金) ▲12.1(1.23%)
ドル円:159.82 円 6/21(金) ▲0.89(0.56%)
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