メルケル首相の頑な態度から、大した成果は見込めないだろうという半ば諦めムード漂うEUサミット前の状況から、一転、スペイン融資での返済優先権放棄、銀行への直接融資で政府の財政悪化回避、銀行を監督する一元... 続きを読む
EU首脳会議は1日めを終えたところで情報がやや錯綜気味。 ファンロンパイEU大統領が1,200億ユーロの成長策で合意、と伝えられた。 一方、国債利回り高騰に苦しむイタリアとスペインの両首相は、借入... 続きを読む
ギリシャのパプリアス大統領は本日からブリュッセルで開催されるEUサミットへの移動にエーゲ航空のエコノミークラスを利用するそうだ。サマラス新政権では閣僚の給与30%削減も決定している。地道な努力が少しづ... 続きを読む
28、29日のEU首脳会議に向けて、EUのファンロンパイ大統領はECBのドラギ総裁などとも協力し、金融・財政統合に向けた工程表を作成、中期的にはユーロ共同債を盛り込む形で素案をまとめた。 フランス、... 続きを読む
対ドルでは連日の過去最安値更新が続き、1ドル=57ルピー台にまで進んでいる。インド準備銀行(中央銀行)は先週、インフレ率が高過ぎて政策金利引き下げを断念、据え置きとしたばかり。今週になってルピー安対策... 続きを読む
今週末28~29日のEU首脳会議で何らかの効果的、かつ具体的な欧州危機対応策が出てくることを期待する人は多くないのかもしれません。事前にメルケル首相とオランド大統領との独仏会談も予定されていますが、メ... 続きを読む
週足チャートから、少し長めのレンジで金相場の動きをチェック、そろそろ分岐点にさしかかってきたのではないか、と見るレポート。 今年も既に半年が経ち、あと1週間で7月に入ります。7月1日は日曜日。各... 続きを読む
緊張のギリシャ再選挙でスタートした今週、ギリシャのユーロ離脱懸念後退、新政権樹立やスペイン債利回り急騰、欧米主要金融機関の格下げなど強弱入り交じる展開で、週末にはユーロ圏4首脳の会談もあり経済成長策模... 続きを読む
ゴールドマン・サックスの売り推奨を受けてNYダウは今年2番めの下げ幅となる250ドル安、S&P、ナスダックも2%以上の下落。欧州株も売られ、世界景気減速懸念に拍車。 そのゴールドマン・サックスをはじ... 続きを読む
FOMC(米連邦公開市場委員会)では、今月末期限切れとなるツイストオペの年内延長を決め、ゼロ金利は2014年末までとの見通しとなり、さらにGDP成長率見通しの下方修正、失業率見通しは情報修正とかなり厳... 続きを読む
メキシコ・ロスカボスで開催されたG20では欧州連合の金融システム強化の為に「銀行同盟」実現へ向けての工程表検討との方針を示し、G20も支持を表明。メルケル首相は納得済なのか?という不安もよぎるが今後の... 続きを読む
ギリシャの緊縮派による連立政権樹立は19日にも合意と見られ、NDのサマラス党首は支援条件緩和へ向けての交渉を表明。 対するドイツ、メルケル首相は「いかなる改革合意の緩和も認めない」と相変わらず強気の... 続きを読む
注目されたギリシャ再選挙では新民主主義党(ND)が勝利し、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)との連立政権発足が確実視され、懸念された事態が回避されたことで週明けの東京市場は為替も株も窓を明けてのスタ... 続きを読む
ギリシャ再選挙前最の市場最終日、各国中銀の流動性供給準備報道の効果もあり欧米株はリスクオンムードで上昇して終了。 米経済指標の弱さで米ドルが売られたためにユーロは対ドルでは横ばい。 日銀の追加緩和... 続きを読む
17日のギリシャ再選挙後に各中銀による協調的な流動性供給やG7による緊急ミーティング開催の可能性など、各国中央銀行のギリシャ再選挙への警戒感と危機回避に向けた準備報道も目立ち始めている。緊縮派の新民主... 続きを読む
目前に迫ったギリシャの再選挙を控え、緊縮派VS反緊縮派の構図で緊張感高まる市場。 考えられるシナリオを想定してみます。 緊縮派の新民主主義党(ND)、反緊縮派の急進左派連合(SYRIZA)との一騎... 続きを読む
国際通貨基金(IMF)による年次審査後の声明で日本円の過大評価が指摘されたことで、瞬間的にドル円相場は数十銭急騰しましたが、スペイン金融不安懸念や週末のビッグイベント、ギリシャ再選挙を控えての小動きが... 続きを読む
スペインの銀行支援合意による安心感は東京市場の午前中で終了。銀行支援の詳細も不透明、既存の国債保有者の劣後化懸念(返済の優先順位を下げられる)も高まり、スペイン国債利回りも再び6.5%付近まで上昇。 ... 続きを読む
週末土曜日にスペインの銀行向けに最大1,000億ユーロの支援が表明されたことが市場に好感されています。 週明け為替市場は円安方向に窓を明けての上昇、国内株式市場も大幅上昇でスタート。NY金・プラチナ... 続きを読む
リスク資産の底値反発の兆候が見られ始めた今週、豪ドルが第一四半期GDPの上昇などを背景に対ドルで大幅上昇。ユーロも対ドルでは6週間ぶりの上昇。ドル円も先週末安値の77円台半ばから79円台半ばまで回復。... 続きを読む