GDP規模では日本を抜き去り、世界第2位の経済規模を誇る中国の株式市場の低迷ぶりは、その苦悩ぶりを鮮明に表しているようです。 上海総合指数は2009年8月までの10ヶ月で2倍に上昇したのち、現在はそ... 続きを読む
足元のドル円相場は1ドル97円台から98円前後。このところ円高傾向がやや強まる展開となっています。対円だけでなく、対ユーロや対ポンドでもこの7月はドル安傾向が強まる展開となってきています。 しかし、... 続きを読む
21日の参院選でアベノミクスの信任を得たことで長期安定政権による構造改革の進展などにも期待がもてる、という見方もあるものの、TPPや消費増税への判断などの懸案も続き、選挙後は日本株安、円高が進行し、さ... 続きを読む
6月の世界各国の金準備の状況がIMF(国際通貨基金)から発表され、ロシア、カザフスタン、ウクライナ、アゼルバイジャンなどの旧ソ連、中央アジア勢での増加傾向が顕著になっています。 2012年末の中央銀... 続きを読む
次週、月末の30-31日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、現状の月間850億ドルの資産買い入れ額を維持することが既定路線となっているようですが、フォワードガイダンスの改善、修正への検討の可能性が... 続きを読む
NY市場の金相場は-1.1%の大幅続落。高値は1,348.7ドル。2日連続で上値目標1,350ドル台寸前まで上昇したことによる達成感が下落幅を増幅させた可能性も。タイミング的には米新築住宅販売件数の増... 続きを読む
先ほど発表された中国のHSBC製造業PMI(購買担当者景気指数)は4ヶ月連続の低下。2012年後半には上向き、節目の50も超えて改善傾向が見られましたが、今年に入っての低下傾向は鮮明。50割れも3ヶ月... 続きを読む
NY金相場は4月以降、1,500ドル台から1,200ドル近辺まで売り込まれました。約20%の下落です。そして、7月5日の1,212.7ドルから22日終値1,336.0ドルまで約2週間で123.3ドル、... 続きを読む
参院選終了で衆参のねじれ解消、中長期的には円安材料も、予想通りの結果は既に織り込み済。一部未織り込みの海外勢による円売りもあったようで為替の週明け東京市場は100円台後半からのスタートとなっていますが... 続きを読む
米国の金融緩和策の縮小方針、出口論を巡る不安感からのリスク回避的な株安、円高、新興国通貨安などの荒れ相場はバーナンキFRB議長の数回の発言で若干振り回されながらも、今週の議会証言により、でかなり収束し... 続きを読む
ムーディーズが米国債の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」へと引き上げました。最上位のトリプルA格付けの他の国々と比較しても財政改善ペースが速いことを評価したようです。これで米国のソブリン格付け... 続きを読む
本日7月18日はドル円の変化日。日足チャート・一目均衡表の雲のねじれ部分に当たります。相場の流れが変化、加速しやすい日、とされます。 この雲、日々の値動きとともに前方へ形成されていく為に、上昇トレン... 続きを読む
先週10日の会見では、FRBのバーナンキ議長は金融緩和継続を示唆し、市場では米国債金利の低下とドル全面安、米国の株高、そして金も上昇という流れに誘導しました。本日の議会証言でも再び緩和スタンスの継続が... 続きを読む
緩和継続を好感するNY金市場は底値からの反発の勢いにもやや一服感が見られ始め、緩和縮小・引き締めへとつながる金利先高感を歓迎する為替市場はドル高の流れにもそれほどの勢いはなく、緩和好感、しかし景気回復... 続きを読む
今朝、格付け会社フィッチ・レーティングスによってフランスの最上級格付け「AAA」が剥奪されました。低迷するGDP成長率、失業率の高止まり、債務増大懸念によるものとして1段階下の「AA+」へ。しかし、主... 続きを読む
2006年2月にFRB議長に就任し、来年1月でその任期を終えて退任が確実とみられるバーナンキ議長。10日の講演では、自身の実績について問われ、FRBは過去10年間に劇的な変化を遂げ、一般の人の理解を容... 続きを読む
日本時間早朝に公表された前回6月のFOMC議事録では、資産買い入れ縮小については、その時期は近づいてはいるものの、その前に労働市場の見通しにさらなる改善が必要、という大勢の流れが示されました。「その時... 続きを読む
IMF(国際通貨基金)が9日に発表した世界経済見通しの改定値では、4月時点での成長率見通し+3.3%から+3.1%へと下方修正。下方修正は5回連続。 世界経済を牽引し、緩和策の早期縮小論が強まり、好... 続きを読む
先週のECB(欧州中央銀行)、BOE(イングランド銀行)と相次ぐフォワードガイダンス(政策指針)による低金利継続示唆で日欧の金融政策と米国とのスタンスの違いが鮮明となっています。 量的緩和縮小に向け... 続きを読む
週明けの月曜午前中、101円50銭台まで円安が進んだドル円は一時101円00銭台まで反落し、日経平均も14,500手前の大幅高でスタートしたものの14,300円台へと大きく下げて一時前日比マイナス圏ま... 続きを読む