2013年の金価格は1800ドル台へ?
更新日:2013年01月17日(木)
トムソン・ロイターGFMSによれは、2013年には宝飾需要などは若干低下するものの、公的機関の需要増傾向、投資需要の増加などによりトータル需要は3.6%程度増加する見通し。その結果、金価格の2013年平均は1,847ドルへ。2012年平均の1,668.98ドルからは大きく上昇するものと予想しています。
世界銀行の2013年の世界成長見通し下方修正、米ベージュブックでの「経済活動の緩やかな拡大も雇用情勢に変化なし」という状況も、FRBの追加緩和の早期縮小懸念の後退要因となりそうです。
現状、金価格の1,700ドル手前から1,700ドル超えを試す展開は、ほんの序の口かもしれません。
NY市場、金はわずかに反落も流れは上方向、ターゲット1,760ドル台を目指す展開へ。サポートラインは1,640ドル、その手間に1,660ドルも。
プラチナは3連騰。前日までの大幅続伸から調整売りで大幅反落の流れとなっていたものの、またも南アフリカの鉱山情勢に敏感に反応した模様で連日の年初来高値更新。基本的には反落待ちの状況。
87円台後半でいったん調整終了となったドル円は反発の流れ。しかし口先介入の影響で90円が強めのレジスタンスに。
※参考:
金プラチナ価格1/16 NY市場終値とチャート
国内金価格は6日ぶりの反落。5,000円の大台がやや抵抗帯となってきた気配も。しかし短期トレンドは上向きでターゲット5,060円付近を目指す展開にも変化なし。
プラチナは6日続伸で年初来高値更新中。しかしこちらも5,000円の大台を前に失速気味。調整待ちで様子見。
※参考:
国内金プラチナ価格とチャート1/17
2013年01月17日(木)時点の相場
国内金:4,974 円 1/17(木)
▼14(
0.28%)
国内プラチナ:4,995 円 1/17(木)
▲3(
0.06%)
NY金:1,683.2 ドル 1/16(水)
▼0.7(
0.04%)
NYプラチナ:1,694.1 ドル 1/16(水)
▲4.2(
0.25%)
ドル円:88.38 円 1/16(水)
▼0.40(
0.44%)
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