金価格低迷で飛び出す金価格の不正操作疑惑
更新日:2013年03月15日(金)
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米CFTC(米商品先物取引委員会)が、金価格の人為的操作の有無について調査を始めるとの報道があります。ロンドン市場では、5つの銀行が毎日2回、金の現物価格の値決め設定(指標価格の設定)を行いますが、この値決めに際して人為的な操作が入る余地がないかどうかを検証し始めている、ということのようです。
もし、なんらかの問題が発生するようなら、銀行の不正操作問題としては
LIBOR不正操作以来の大事件ということになりそうです。
昨年の夏頃にも、不正操作疑惑の噂がありました。
当時も、金価格は1トロイオンス当たり1,570ドル前後、今と同じような水準。
価格の低迷が続くと、色々と噂が持ち上がるのも世の常のようでうす。
NY市場、金は小幅に反発。一時1,570ドル半ばまで売られてからの買い戻し。上値追いを示唆する下ヒゲの長い陽線となったものの1,600ドル付近の厚めの壁を突破するには今の相場状況ではやや力不足か。
プラチナは小幅ながらも4日続落。そろそろ下げ止まり感も。1,600ドルの節目をしっかりと超える程度の反発ができれば上方向への新たな短期トレンドが発生する可能性も。
※参考:
金プラチナ価格とドル円 NY市場3/14終値とチャート
国内、金はわずかに反発。5,100円超えのターゲット付近での小動きが継続。週明けの5,058円から5,100円まで上昇してそのまま週末を迎えた状態。前週末からは97円、1.94%の上昇で2週続伸。
プラチナも反発で5,100~5,200円へとレンジ幅を縮小してきた様子。2週続伸となった今週はわずか30円、0.59%の小幅上昇。次週、大きく動意づく可能性も。
※参考:
金プラチナ国内価格3/15とチャート
2013年03月15日(金)時点の相場
国内金:5,101 円 3/15(金)
▲7(
0.14%)
国内プラチナ:5,133 円 3/15(金)
▲30(
0.59%)
NY金:1,590.7 ドル 3/14(木)
▲2.3(
0.14%)
NYプラチナ:1,589.8 ドル 3/14(木)
▼3.3(
0.21%)
ドル円:96.11 円 3/14(木)
▼0.00(
0.00%)
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