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90日移動平均乖離率が10%を超えたNY金は相場の転換点へ
更新日:2013年05月19日(日)
NY金価格は17日終値時点で1,364.7ドル、90日移動平均乖離率は-12.8%に達しています。90日間の平均価格からの乖離利率が10%を超える状態は、特別な状況、異常な相場状況とも言えます。過去に乖離率が10%を超え続けた時、相場は大きな転換期を迎えました。
過去に乖離率が10%以上となった時期と、その後の相場状況をチェックすることで、今後のNY金相場の動向が、見えてくるかもしれません。

NY金価格は再び4月の暴落後の水準へと逆戻り。昨年後半以降の下落基調がとまらないような状況となってきました。
これが二番底となって反発に向かうのか、それともズルズルと軟調地合いが続いていくのか、微妙なチャートを描いています。
昨年末に金価格は90日移動平均線をデッドクロス、移動平均線自体も右肩下がりの状態が続き、しばらくはこのラインが上値抵抗線となっていましたが、最近ではその移動平均線とも大きく距離をおく、冷めた関係となってしまっています。
足元の90日移動平均乖離率は-12.8%。下方向に随分と拡大しています。
過去、2011年半ばまで長期間続いた強い上昇トレンドの時期でも乖離率が10%を超えたのは数回、特別な時期、異常な状態、とも言えます。
2009年以降で乖離率が上下10%以上となった時期を振り返ります。

続き:NY金相場の90日移動平均乖離率が10%を超える時

2013年05月19日(日)時点の相場
国内金:4,761 円 5/17(金) ▲10(0.21%)
国内プラチナ:5,077 円 5/17(金) ▼7(0.14%)
NY金:1,364.7 ドル 5/17(金) ▼22.2(1.60%)
NYプラチナ:1,468.0 ドル 5/17(金) ▼17.6(1.18%)
ドル円:103.21 円 5/17(金) ▲1.01(0.99%)
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