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NYプラチナ相場は6年10カ月ぶり安値水準から今年最大の反発局面
更新日:2015年10月12日(月)
NYプラチナ相場は6年10カ月ぶり安値水準から今年最大の反発局面 2015年10月12日NYプラチナ相場は、今年1月高値1290.3ドルから10月2日の安値897.1ドルまで大きく水準を切り下げ、6年10カ月ぶりの安値水準を記録しています。この間の値幅は-393.2ドル、騰落率にして-30.47%もの大幅下落となりました。

この10カ月間、NYプラチナ相場は一方的に下落基調が続いた訳ではなく、大きく下げて反発するパターンを3度繰り返してきました。
1回めは、1月22日高値1290.3ドルから3月17日安値1086.7ドルまで下落し、4月6日高値1188.2ドルまで反発。
この間の下落幅に対する50%戻しが1188.5ドル。ほぼ50%ラインまで戻した状態(厳密にはわずかに届かず)で戻り売り圧力に屈した形。

2回めは、5月18日高値1179.9ドルから8月4日安値945.4ドルまで下落し、8月21日高値1038.5ドルまで反発。
この間の下落幅に対する38.2%戻しが1035.0ドル。ほぼ38.2%ライン到達で再び戻り売り圧力が急速に強まりました。

3回めは、8月21日高値1038.5ドルから10月2日安値897.1ドルまで下落し、10月9日高値987ドルまで反発した状態。
この間の下落幅に対する61.8%戻しが984.5ドル。61.8%ラインをわずかに超えたところで9日終値981.4ドルまで小反落。
三度、戻り売り圧力が強まる展開となるのか、それとも半値戻しは全戻しへと、今年最大の反発局面継続か、重要な節目水準に差し掛かってきました。

2015年10月12日(月)時点の相場
国内金:4,705 円 10/9(金) ▼16(0.34%)
国内プラチナ:3,936 円 10/9(金) ▲25(0.64%)
NY金:1,155.9 ドル 10/9(金) ▲11.6(1.01%)
NYプラチナ:981.4 ドル 10/9(金) ▲25.8(2.70%)
ドル円:120.26 円 10/9(金) ▲0.33(0.27%)
→10/9(金)のその他主要マーケット指標

←相変わらず方向感定まらないFRBとドル円 10/13(火)
→金とプラチナの逆鞘状態がピークを過ぎる時、同時急反発局面へ 10/10(土)
→今年高値から安値までの下落幅に対する回復率ランキング 10/09(金)
→チャイナ・ショック後の安値からの反発率ランキング 10/08(木)

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