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ユーロ圏消費者信頼感指数は1年3カ月ぶり低水準、減速止まらず
更新日:2018年08月24日(金)
ユーロ圏消費者信頼感指数 2018年8月欧州委員会が発表した8月のユーロ圏消費者信頼感指数の速報値は-1.9。市場予想の-0.7を大幅に下回り、昨年5月(-3.3)以来1年3カ月ぶり低水準へと落ち込みました。
6カ月平均でも-0.4となって3カ月連続の低下、8カ月ぶりの低水準。EUの数値も-1.8となり、1年ぶりの低水準となっています。

長期的に見た水準では、長期平均-11.8を大幅に上回り、過去最高(2.0)にも比較的近い高水準をまだ維持しており、消費マインドの悪化を懸念するようなレベルにはありませんが、年初からの減速傾向は止まらず、むしろ加速した状態です。

この日公表された7月末のECB理事会議事要旨では、保護主義や貿易戦争懸念がユーロ経済にとっての最大リスクとなっており、世界経済への信頼感がより低下する恐れもあることなども指摘。しかし、上半期の成長鈍化は一時的との見方に変わりないともしています。

しかし、ユーロ圏の消費者信頼感は8月に一段と低下し、上半期の減速傾向は一時的にとどまらず、下半期2カ月めに入っても減速傾向が続きます。

なお、マークイットの8月PMI速報値では、サービス業が好調を維持していることで総合PMIも54.4となって7月の54.3からは上昇。ユーロ圏経済の好調を示す結果となっていますが、製造業PMIは54.6。これも水準的には依然として高水準ながら、やはり年初からの減速傾向は止まらず、21カ月ぶりの水準へと低下してきました。

NY金・日足チャート 2018/7/20 - 8/2323日のNY金相場は5日ぶりの反落で-9.3ドル、0.77%安。前日NY引け後のFOMC議事要旨を境に風向きが変わった様子。9月利上げを示唆したことでドル安からドル高へと流れが変わり、1200ドルを割れたNY金は軟調推移の展開に。マークイットの米8月製造業PMIや7月新築住宅販売件数が予想を下回る低調な結果となったNY市場では一時1200ドル手前まで反発する場面もあったものの、大台回復に失敗するとNY引け後には1190ドル付近へ。今晩のジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演などを経て12月利上げの織り込みも進行するようだともう一段の調整も。ドルインデックスなら96ポイント台後半、ユーロドルなら1.13ドルまでドル高進行余地(場合によってはそれ以上も)があり、NY金は今年安値圏1180ドル台が再び意識されやすく、これを割り込むようだと16日安値1160ドル台を試しに行く展開にも。逆の流れとなって1200ドル台をしっかり超えると反発基調再開で急落前の水準1230ドル近辺が上値目標にも。

NYプラチナ・日足チャート 2018/7/20 - 8/23NYプラチナ相場は-15.3ドル、1.93%の大幅反落。21日高値803.3ドルが戻り高値となって反落、売り基調再開の様相にも。NY金の軟調推移に連れて時間外に790ドルを割り込むとNY午前には780ドル割れ。今朝の時間外では770ドル台半ばへと下げて1週間ぶり安値圏。下値トライ再開に向けた節目水準との攻防にもあり、770ドル台を維持できないようだと売り圧力が強まる可能性もあり、16日につけた今年最安値755.7ドルを下回ることも想定され、740ドル台辺りまでが下値目安にも。反発方向には790ドル台が節目となり、上抜けると急落前の水準830ドル近辺が上値目標に。

ドル円・日足チャート 2018/7/20 - 8/23ドル円は+80銭、0.74%のドル高円安となって3日続伸。111円台を回復して2週間ぶりのドル高円安水準。合意なしの英国EU離脱懸念によるポンド安、ターンブル豪首相辞任騒動で政局不安による豪ドル安、トランプ米大統領の内政干渉を嫌気しての南アランド安、イタリア政権のEUへの対立姿勢や経済指標も低調なことによるユーロ安などもあり、ドル独歩高の流れとなってドル円でもドル高円安が進行。節目の111円と20日移動平均線もしっかり超えたことで短期円高トレンドにも変化の兆し、パウエル講演などがドル買い材料となれば7月高値圏、112円台後半を目指す流れにも。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場8/23終値とチャート

24日の国内金価格は-12円、0.26%安となって6日ぶりの反落。下落基調が続く9日移動平均線を上抜けた状態を維持し、反発途上の小幅調整、の範囲にとどまり、短期的な流れも好転方向へ。NY金の調整継続懸念が下押し要因となるものの、今回は16日の急落のようにNY金と円高の同時進行という地合いではなく、NY金が下落するならドル高円安である程度下げ幅相殺が見込まれ、早々の安値再更新は予想し難い状況。引き続き4580円台が上方向への節目となり、上抜けできれば4640円台辺りが次の目標水準に。
週間ベースでは+54円(1.2%)となり、年初の週(+96円、+1.91%)以来7カ月ぶりの大幅上昇で6週ぶりの反発。

プラチナ価格は-47円、1.55%の大幅続落。やや警戒感もあった9日移動平均線(3007)がしっかり抵抗線となっての急失速、悪い流れへの匂いも漂うチャート展開に。NYプラチナが安値更新なら追随せざるを得ない状況となり、円安サポートでも2911円の安値を更新せずに下げ止まれるかどうか。安値更新となれば2860円台辺りまでが次の下値目安水準にも。3030円が当面の抵抗水準となり、これを超えることができれば3100円近辺まで上値を伸ばす可能性も。
週間ベースでは+9円(0.3%)の小反発。
※参考:金プラチナ国内価格8/24とチャート

2018年08月24日(金)時点の相場
国内金:4,541 円 8/24(金) ▼12(0.26%)
国内プラチナ:2,979 円 8/24(金) ▼47(1.55%)
NY金:1,194.0 ドル 8/23(木) ▼9.3(0.77%)
NYプラチナ:778.4 ドル 8/23(木) ▼15.3(1.93%)
ドル円:111.37 円 8/23(木) ▲0.82(0.74%)
→8/23(木)のその他主要マーケット指標

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→米住宅市場にも下振れリスク 08/23(木)
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