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ドイツ製造業受注、低迷要因は外需?よりも内需
更新日:2020年01月09日(木)
ドイツ製造業受注 2019年11月ドイツの11月製造業受注指数は103.3となり、前月比では上昇予想に反して-1.28%の下落。前年同月比でもマイナス幅は予想を上回る-6.52%。前年比でのマイナス幅は4カ月ぶりの落ち込みとなり、前年割れは16ヵ月連続。
このうち、国内受注は前月比+1.6%となったのに対し、国外受注は前月比-3.06%となり、2月(-5.87%)以来、9カ月ぶりの大幅な落ち込み。11月としては外需低迷が製造業の回復を遅らせる要因となったことになります。

ただし、指数の水準自体にも大きな開きがあり、国外受注の11月は前年同月比では-5.0%に対して、国内受注の11月は前年比-8.57%。2012年5月(-13.2%)以来、7年半ぶりの急減となり、前年割れも16ヵ月連続。
2019年の推移を見ても国外受注は2月に底打ちして反発傾向となっているのに対し、国内受注は指数として6年11ヵ月ぶり低水準となった10月が底値となるかどうか、という状態で下落基調からはまだ抜け出せていない状態。
ドイツの製造業回復の足を引っ張っているのは外需よりも、内需のようです。

この日、欧州委員会が発表した12月の景況感指数では、ユーロ圏もドイツも2ヵ月連続小幅上昇となって回復の兆しも見られるものの、ドイツの製造業景況感は2ヵ月連続の低下で-16.5となり、2012年10月(-16.6)以来、7年2カ月ぶりの低水準となっています。

低調な内需がドイツ製造業の回復を遅らせ、ドイツの製造業低迷がユーロ圏の景気回復を遅らせる状態は、まだ続いているようです。

NY金・日足チャート 2019/12/3 - 1/88日のNY金相場は-14.1ドル、0.9%安となって11日ぶりの反落。東京時間朝のイランの報復攻撃報道を受けたリスク回避の流れでは1613ドルまで、約40ドルの急騰で2013年3月22日(1615.3)以来、6年9ヵ月半ぶりの高値。その後は1590ドル台での揉み合いを経て欧州・NY時間にかけては徐々に軟調推移の展開へ。トランプ米大統領が声明で負傷した米国人はいなかったことや「軍事力行使を望まない」と言及したことでリスク回避の巻き戻しも急加速。NY午後には一時1550ドル台前半まで、高値からは約60ドル水準を切り下げた後、1550ドル後半から1560ドル付近で落ち着く様子も。3日の米軍の攻撃直後の水準まで戻し、行き過ぎた分だけ巻き戻されて昨年高値圏1560ドル近辺でいったんはサポートされそうな状況にも。この日発表されたADP雇用統計が好結果となったことで週末の雇用統計も好結果となればもう一段の調整余地も。次のサポート候補としては9月後半高値圏で9日移動平均付近となる1540ドル近辺。

NYプラチナ・日足チャート 2019/12/3 - 1/8NYプラチナは-7.8ドル、0.8%の反落。時間外、金が1600ドル台へと急騰した場面でつけたプラチナの高値は982ドル、前日高値とほぼ同水準で上値を押さえられ、980ドル近辺に抵抗感を残す形でNY朝には金の急落に追随。およそ20ドル水準を切り下げて960ドルの攻防状態に。9月半ば以降の高値圏であり、抵抗水準となってきたこの950-60ドル近辺の水準が目先のサポート候補に。昨年夏以降、下値を切り上げてきた上昇トレンドを維持する為には、この950ドルから940ドル辺りまでの調整に留めたいところ。

ドル円・日足チャート 2019/12/4 - 1/8ドル円は60銭余りのドル高円安となって3日続伸。東京朝のリスク回避の流れでつけた安値は107円60銭台、10月10日(107.17)以来3カ月ぶりの安値でとどまって買い戻しの展開へ。下方向に行って来いとなって東京午後にはほぼ全戻し。NY時間にかけてはADP雇用の好結果、トランプ大統領の声明発表などを受けて一段高、一時109円20銭台まで上昇して今年高値、昨年末以来10日ぶりの高値水準に。大きな流れとなる可能性もあった下値トライに失敗、大きく巻き戻された形で再び保ち合い回帰の様相に。ドル円の低ボラティリティ状態はもうしばらく続くことにもなりそうな状況にも。108円から109円半ばまでが当面の主要レンジとなり、12月雇用統計の好結果などをきっかけに上方ブレイクとなった場合には110円半ば辺りまで上値を伸ばす展開も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場1/8終値とチャート

9日の国内金価格は-106円、1.75%の大幅安で5日ぶりの反落。下げ幅としては2018年安値となった8月16日(-124円、2.71%)以来、1年5ヵ月ぶりの大幅下落。前日の上昇幅(+130円)の8割を帳消しにする急落で過熱感も大幅緩和。ただし、12月安値からの上昇幅の23.6%戻し(5944)まではまだ下げ余地もあり、38.2%戻し(5872)まで下げたとしても9日移動平均(5836)を大きく上回る水準。目先は雇用統計の結果を受けてもう一段の調整も。

プラチナ価格は-20円、0.55%の反落。前日の上昇幅(+20円)の全戻しとなり、昨年高値(3616円:12/27)を少し上回る高値圏での小幅保ち合いを形成。短期サイクル的には上昇トレンド末期の可能性もあり、もう一段の調整となる可能性も。ただし、大幅調整後には大きく水準を切り上げる展開を繰り返しながら昨年夏以降、水準を切り上げて中期上昇トレンドを形成してきた経緯も。目先、3630円割れなら12月半ばの保ち合い水準3570円近辺までが下値目安に、3650円超へと切り返すことになれば今年高値を更新し、3720円台辺りまでが上値目標に。
※参考:金プラチナ国内価格1/9とチャート

2020年01月09日(木)時点の相場
国内金:5,955 円 1/9(木) ▼106(1.75%)
国内プラチナ:3,630 円 1/9(木) ▼20(0.55%)
NY金:1,560.2 ドル 1/8(水) ▼14.1(0.90%)
NYプラチナ:963.8 ドル 1/8(水) ▼7.8(0.80%)
ドル円:109.10 円 1/8(水) ▲0.63(0.58%)
→1/8(水)のその他主要マーケット指標

←中東の地政学リスク後退で金価格も利下げ期待も行って来い 01/10(金)
→パラジウム2000ドル、ゴールド1600ドル、金価格は6000円 01/08(水)
→ユーロ圏総合PMIは4カ月ぶり高水準も依然6年半ぶり低水準 01/07(火)
→金価格は長期上昇チャネル上限、プラチナは4年越しの抵抗線超え 01/06(月)

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