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24時間365日、当局臨戦態勢に為替は大荒れ、国内金も乱高下
更新日:2022年10月24日(月)
過度な変動への対応は24時間365日、徹底抗戦の構えを公言する当局の対応に為替市場は大荒れ。
3連休前の東京市場終了後、欧州時間早朝の時間帯を狙った前回9月22日に続き、今回は週末の金曜夜、NY朝の時間帯にドル円が151円90銭台まで上昇したタイミングで円買い介入。146円10銭台まで急落後には押し目買いで147円60銭台まで反発して週末。週明け24日東京朝の時間帯は148円近辺から149円台へと急上昇でスタートし、149円70銭台まで水準を切り上げ。株式市場がスタートする30分前のタイミングでまたもや円買い介入。今度は金曜日の安値を下回る145円40銭台まで急落。しかし、またしても押し目買いで急速に切り返すと148円台を回復。株式市場スタート後には148円80銭台でようやく落ち着き始めた格好。

国内金価格・日足一目均衡表 2022年10月24日週末にかけて続伸で1660ドルまで上昇したNY金は、週明け時間外に為替急変動の余波を受ける形で1670ドル台半ばまで急騰後に1660ドル割れへと反落。不安定な動きは国内金価格にも波及。
24日の国内金価格は+73円、0.85%の続伸。10月19日(8643)以来の高値水準を回復し、下げ止まった9日移動平均線(8590)を上抜け。6月高値(8859)起点の中期三角保合い上抜け再々トライの様相となり、水平移動が続く90日移動平均線(7476)が上向けば強気パーフェクトオーダー再開となってサポートされる可能性も。短期的には8570円の節目割れに伴う下値目安8480円近辺を目指す流れは、週末と週明けの為替介入によって突き抜ける可能性すらあった状態から急速に巻き戻され、8550円から8650円までの保ち合い上限付近に。目先、8550円の節目を突破するようなら10月高値更新へ、8750円近辺までが短期上値目標に。逆に8550円割れへと反落なら保ち合い下放れ、8430円辺りまでが下値目安にも。

国内プラチナ価格・日足一目均衡表 2022年10月24日プラチナ価格は+99円、2.09%の続伸で2015年5月19日(4842)以来、7年5ヵ月ぶりの高値水準に。週末にかけて930ドル台前半まで上昇していたNYプラチナが週明け時間外には940ドル台へと一段高となったことにもサポートされ、4730円の節目突破に伴う短期上値目標4830円程度に到達。短期的には一服感も、トレンド末期に形成しやすい斜行三角保ち合いをしっかり上抜ける形となったことから、トレンド収束ではなく、新たなトレンド形成を示唆している可能性も。短期的な行き過ぎ警戒水準としては4900円前後まで。
なお、中期的に意識されうる水準としては、2015年4月高値4860円、2015年3月高値4903円、2015年2月高値5037円、そして2015年1月高値5193円など。
※参考:金プラチナ国内価格10/24とチャート

2022年10月24日(月)時点の相場
国内金:8,638 円 10/24(月) ▲73(0.85%)
国内プラチナ:4,839 円 10/24(月) ▲99(2.09%)
NY金:1,656.3 ドル 10/21(金) ▲19.5(1.19%)
NYプラチナ:933.9 ドル 10/21(金) ▲18.8(2.05%)
ドル円:147.63 円 10/21(金) ▼2.52(1.68%)
→10/21(金)のその他主要マーケット指標

←ユーロ圏PMIはドイツ主導で低迷継続、10月は約2年ぶり低水準 10/25(火)
→ドル円は32年ぶり151円、実質実効為替レートは52年ぶり円安 10/22(土)
→フィラデルフィアも低調、インフレ鈍化見通しも期待は悪化 10/21(金)
→米長短金利差逆転常態化、追加利上げでリセッションへ 10/20(木)

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