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米地区連銀製造業景況指数、フィラデルフィアは7月に急騰
更新日:2024年07月19日(金)
フィラデルフィア連銀製造業景況指数 2024年7月7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は13.9。市場予想の2.9を大幅に上回り、前月から+12.6、5ヵ月ぶりの急騰で3ヵ月ぶりの高水準。2年3ヵ月では2番めの高水準。
6ヵ月平均では7.3、5ヵ月続伸で2年ぶりの高水準。3ヵ月連続プラス圏推移で過去平均8.9にもあとわずか。

構成指数では、新規受注が20.7、6月の-2.2から急騰で2年4ヵ月ぶり高水準。出荷も2年2ヵ月ぶり高水準へと急騰、受注残も2年2ヵ月ぶり高水準。需要の強さを示す納期・入荷遅延も2年ぶりの高水準。
雇用も15.2で9ヵ月ぶりプラス圏へと急騰、1年9ヵ月ぶりの高水準。
ただし販売価格も1年半ぶり高水準へと急騰でインフレ懸念も。
向こう半年の見通しを示す期待指数も前月の13.8から38.7へと急騰、3年ぶりの高水準に。

回復傾向ながらもマイナス圏推移が続き、7月は回復途上での一服となったNY連銀とは、方向性は同じながらも水準には格差、フィラデルフィア連銀が先行する形に。
ISM製造業景況指数では6月まで節目割れの低迷が続くものの、前日の鉱工業生産では5-6月は予想外の好調。
米国の製造業は意外と力強く、堅調方向へ向かい始めている可能性もありそうです。

NY金・日足+20日移動平均線 2024年7月18日18日のNY金は-3.5ドル、0.14%の小幅続落。アジア時間に2460ドル台から2480ドル手前まで反発して失速、ロンドン・NY朝にかけては2470ドルを挟んでの保合いで下げ渋るもNY午後にかけては米10年債利回りと米ドルの反発基調に連れて軟調推移。2450ドル台へと水準を切り下げ、NY引け後には2440ドル台へと一段安。6月安値(2304.7)から最高値(2488.4)の23.6%戻し(2445.0)を達成し、最低限の調整をこなしたような格好にも。この近辺で下げ止まるようだと高値保合いから再度上値をうかがうような展開にも。2470ドルの節目上抜けなら最高値更新トライへ。調整局面継続なら38.2%戻し(2418.2)辺りまでが次の目安に。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2024年7月18日NYプラチナは-22.1ドル、2.19%の大幅続落で6月20日(984.3)以来、1ヵ月ぶりの安値。時間外は1010ドル近辺で下げ渋り、1020ドルの節目水準まで反発して失速。NY朝に1000ドルの大台を割れるとNY午後には990ドルの節目割れ、NY引け後には980ドル割れを試し、下値模索の様相にも。保合い下方ブレイクの形となり、990ドルの節目割れに伴う短期下値目安950ドル近辺を目指す流れへ。NY金との価格差は1470.4ドル、4月19日の1470.0ドルを上回り、3ヵ月ぶりに過去最大を更新。

USDJPY・日足+90日移動平均線 2024年7月18日ドル円は+111銭、0.71%の反発。急落となった前日の余韻を残す形で東京朝には156円10銭台から155円30銭台まで一段安、6月7日安値(155.12)以来1ヵ月半ぶりの水準まで下げて折り返し。米10年債利回りの反発局面に追随する形となり、午後には156円50銭台まで反発して一服、ほぼ156円台前半での保合い推移となって欧州時間を通過するとNY市場ではドル高円安基調再開。米失業保険申請件数が若干悪化したことで下方向へと振れる場面もあったものの、フィラデルフィア連銀製造業景況指数の好結果を受けてドル高の流れとなり、NY午後には157円台を回復、高値では157円40銭付近まで上昇。90日移動平均線(155.86)にサポートされる形にもなり、いったん底打ちの可能性も示唆するような格好にも。7月高値(161.95)から安値(155.36)の38.2%戻し(157.88)を回復できるかどうかが目先のポイントにも。156円20銭の節目割れへと反落の場合には155円近辺までの一段安も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場7/18終値とチャート

19日の国内金価格は前日から変わらず横ばい推移。急騰、急反落後の一服、最高値更新後の一服、上昇トレンドをサポートしてきた9日移動平均線(13477)を割り込んでトレンド崩れへの可能性を示唆した状態での一服、となって週末へ。短期的な流れとしては13460円の節目割れに伴う下値目安13400円近辺までの軟調推移が予想される局面での一服。
週間ベースでは-20円、0.15%安で3週ぶりの小反落。

プラチナ価格は-112円、2.07%の大幅続落で6月17日(5283)以来、1ヵ月ぶり安値圏での一段安。6月安値(5218)から7月高値(5730)の61.8%戻し(5414)到達による達成感どころか、76.4%戻し(5339)も突き抜け。NYプラチナの軟調局面入りに足を引っ張られる状態となり、右肩上がりの90日移動平均線(5282)にもサポートされなければ100%戻し(5218)トライへ。
週間ベースでは-261円、4.69%の続落。6月10日からの週(-269円、4.9%)以来、5週ぶりで今年2番めの大幅安。
※参考:金プラチナ国内価格7/19とチャート

2024年07月19日(金)時点の相場
国内金:13,442 円 7/19(金) +-0(0.00%)
国内プラチナ:5,305 円 7/19(金) ▼112(2.07%)
NY金:2,456.4 ドル 7/18(木) ▼3.5(0.14%)
NYプラチナ:986.0 ドル 7/18(木) ▼22.1(2.19%)
ドル円:157.37 円 7/18(木) ▲1.11(0.71%)
→7/18(木)のその他主要マーケット指標

←9月利下げ開始はほぼ100%、ほぼトラでも年内2-3回の利下げへ 07/20(土)
→住宅着工、建設許可件数ともに6月は予想以上に下げ渋り 07/18(木)
→米輸入物価指数、前年比では6ヵ月続伸、1年半ぶり高水準 07/17(水)
→NY連銀製造業景況指数、7月は回復途上の一服 07/16(火)

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