31日のNY金は+22.9ドル、0.87%高で3日ぶりの反発。2620ドルを挟んで揉み合いとなったアジア時間に2610ドル台半ばの安値をつけて切り返し、ロンドン・NY朝にかけて2620ドル台での保ち合いを経てNY午後には2640ドル近辺へと反発。2620ドルの節目割れに伴う短期下値目安2600ドル前後までを目指す流れは前日安値2608.4ドルまでで折り返し、一時的な下振れにとどめて保ち合い継続へ。2610ドルが下限となり、あらためてこれを割り込むようなら保ち合い崩れの展開で2570ドル辺りまでを目安に下値トライへ。上方向には2660ドルの節目を突破すると2690ドル近辺までを目安に上値トライへ。
NYプラチナは-9.3ドル、1.01%安で4日続落。9月4日(908.3)以来、ほぼ4ヵ月ぶりの安値。アジア時間に前日安値を下回りながらも910ドル近辺では下げ渋って920ドル近辺まで反発、しかしこれが高値となって戻り売り。ただし下押し圧力も限定的となって910ドル割れでは下げ渋る展開となり、NY引け後も910ドルを少し下回ったところで膠着状態に。流れとしては920ドルの節目割れに伴う短期下値目安、2024年安値圏870ドル前後を目指す展開途中で年またぎ。
ドル円は+36銭、0.23%高で3日ぶりの反発。閑散状態の東京時間には157円近辺から156円10銭台まで軟調推移、欧州時間序盤に156円ちょうど付近までの安値をつけて切り返し。押し目買いの展開となってNY朝には157円回復トライへ、これを突破するとNY午後には一時157円50銭台まで上昇、NY終盤には157円20銭台で下げ渋り。下ヒゲを残して下げ渋る格好となり、高値保ち合い崩れを回避。年明けは156円80銭を下限に158円10銭までのレンジで高値保ち合いから。上抜けなら159円半ば辺りまでが短期上値目標に、下抜けると155円前後までが下値目安に。