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金の消費需要と中央銀行保有量

金の国別消費需要
金の国別消費需要
※単位:トン ※データ:World Gold Council

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2016年金需要レポートによれば、2016年の金消費需要(宝飾と金現物投資)は、世界全体で3070.7トン。前年比-364.9トン(-10.6%)となり、2010年以降では最低水準。 国別では中国が2013年以降4年連続で世界一の金需要大国。ただし2013年をピークに減少傾向。2位インドは大幅減で2010年以降で最低水準。 世界シェアは中国とインドの2カ国合計で51.8%。

2016年トップ10の国、消費需要(世界シェア)、前年比増減は以下のとおり。
1位:中国 913.6(29.8%)-6.9%
2位:インド 675.5(22.0%)-21.2%
3位:米国 211.5(6.9%)+10.9%
4位:ドイツ 115.6(3.8%)-8.4%
5位:タイ 81.5(2.7%)-9.6%
6位:トルコ 69.3(2.3%)-3.8%
7位:サウジアラビア 59.5(2.2%)-20.4%
8位:インドネシア 59.5(1.9%)+0.8%
9位:ベトナム 58.3(1.9%)-8.0%
10位:UAE 49.0(1.6%)-18.5%

トップ5は前年から変動なし。トルコとサウジは順位逆転、インドネシアが10位から2ランクアップ。また前年比減少となる国が多いなか、トップ10内で増加したのは米国とインドネシアのみ。
11-20位はスイス、香港、パキスタン、ロシア、日本、イラン、英国、エジプト、ブラジル、イタリアと続き、前年比増となったのはパキスタン(+11.7%)、日本(+13%)、英国(+4.9%)の3カ国のみ。


中央銀行の金保有量ランキング
中央銀行の金保有量
※単位:トン ※データ:World Gold Council

2016年末時点での中央銀行保有量上位20カ国は以下のとおり。(括弧内は外貨準備に占める金の割合)
1:米国 8,133.5(74%)
2:ドイツ 3,377.9(68%)
3:IMF 2,814.0(-)
4:イタリア 2,451.8(67%)
5:フランス 2,435.8(62%)
6:中国 1,842.6(2%)
7:ロシア 1,615.2(15%)
8:スイス 1,040.0(6%)
9:日本 765.2(2%)
10:オランダ 612.5(63%)
11:インド 557.8(6%)
12:ECB 504.8(26%)
13:台湾 423.6(3%)
14:ポルトガル 382.5(56%)
15:トルコ 377.1(13%)
16:サウジアラビア 322.9(2%)
17:英国 310.3(8%)
18:レバノン 286.8(20%)
19:スペイン 281.6(16%)
20:オーストリア 280.0(44%)


前年からの順位変動では11位までは変わらず、トルコが12位から15位へ(前年比-138.4t、-26.9%)、ベネズエラが16位から24位へ(-173.5t、-48.1%)。
1年間での買い越し量トップはロシアの前年比+222.3t(+16%)、2位中国+80.3t(+4.6%)、3位カザフスタン+36.3t(+16.3%)。売り越し量ではベネズエラとトルコが突出。ランク外ではカナダ、アゼルバイジャンなどでも大量売却。

最終更新日:2017/2/6

→世界の金準備ランキング100

→世界の金需要・目的別需要の年間推移

→世界の金産出量の国別シェアと推移

→世界のプラチナ需要と供給量

→世界の金需要 2017年第1四半期


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