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世界のプラチナ需要と供給量

国別のプラチナ産出量
国別プラチナ産出量
※データ:Johnson Matthey

2016年、世界全体でのプラチナ鉱山産出量は189.2トン。ジョンソン・マッセイ社の2017年5月のレポートによれば、2015年の190.0トンからは-0.8トン(-0.4%)の小幅減。需要は255.9トンとなり、2015年からは-1.4トン(-0.5%)の小幅減。需給バランスでは5年連続の供給不足。2017年見通しでは鉱山産出の供給量187.0トン、総需要236.6トン、リサイクル分-59トンを差し引いて9.4トンの供給過多見通し。

世界一のプラチナ産出国、南アフリカの産出量は、鉱山ストの影響で110.3トンまで減少した2014年を除けば2012年以降は概ね130トン前後での推移。2016年は136.6トンで前年比-5.6トン(-3.9%)と減少。2017年も136.3トンとほぼ横ばい推移見込み。2016年の世界シェアは南アフリカが72.2%を占め、ロシア(11.9%)と合わせた2カ国の年間産出量は世界の84.1%。2017年もほぼ横ばい推移見込み。


目的別のプラチナ需要
目的別プラチナ需要
※データ:Johnson Matthey

プラチナ需要としては、自動車(ディーゼル車)の排ガス触媒としての需要が最も多く、需要全体のほぼ40%を占める状態での安定推移が続きます。2015年には100トンを超え、2016年は103.2トンとなり、前年比+1.7トン(+1.7%)の小幅増。2017年には98.4トンへと減少見込み。

2016年の宝飾品需要は76.1トン、前年比-11.8トン(-13.4%)となり、3年連続の減少。中国での需要減少が大きく影響し、宝飾品需要の比率は2014年の35.9%から2016年には29.7%へと低下。2017年は72.8トンとさらに減少見通し。

産業用需要は57.3トンで5年ぶりの高水準、前年比では+3.5トン(+6.4%)の小幅増。2016年のシェアは22.4%。2017年見通しは58.5トンの小幅増。


プラチナの需給バランス
プラチナの需給バランス
※データ:Johnson Matthey

プラチナの需給バランスは、供給量は2014年を除く2012年以降、概ね180トン前後、需要は250-260トン程度での横ばい推移が続いています。リサイクル量は概ね60トン前後での推移が続き、2016年は59.8トン。2017年も同水準となる59トンと見込まれます。(※ここではリサイクルを需要側にマイナス計上し、これを減算した数値をネット需要と表記)

2016年は6.9トンの供給不足となり、2012年以降は5年連続の供給不足。2017年には+9.4トンと6年ぶりの供給過多見通しとなっています。

最終更新日:2017/5/25

→世界の金産出量の国別シェアと推移

→世界の金需要・目的別需要の年間推移

→世界の金消費需要と中央銀行保有量

→世界のプラチナ需給(WPIC) 2017年第2四半期


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