金プラチナ短期相場観
ギリシャ世論調査で急進左派連合が首位
更新日:2012年5月25日(金)
現地24日に公表された世論調査の結果で緊縮財政反対派の急進左派連合(SYRIZA)の支持率が30%で1位となりました。
現(旧)連立与党の緊縮財政推進派の新民主主義党(ND)が2位で26%。
一応、別の調査会社(ややマイナー?)の結果では1位と2位の差が僅かに逆転しているようです。
微妙な関係は6月17日の再選挙まで続きそうです。
これに呼応するかのように周辺ではギリシャの残留希望を表明しつつも、ユーロ離脱に備える動きが進みます。
EU高官が加盟各国にギリシャが離脱した場合に備えた緊急対応索を準備するよう求めたとされ、非ユーロ圏のスウェーデンなども含めたユーロ圏周辺の国々、さらには企業や銀行でもシナリオ作りが進んでいるようです。
ユーロの独歩安が続く為替市場、ドル円は79~80円の狭いレンジでの持ち合い相場が続きますが、若干地合いは改善方向?
NY市場、金は4日ぶりの反発で1,530-1,600ドルのレンジ半ばまで持ち直し。プラチナもわずかに反発ながら1,400ドル割れのリスク継続。
国内市場、金は4,140-4,240円のレンジ下限付近で横ばい推移で様子見、プラチナはレンジ下方ブレイク後の下落途中で足踏み状態。
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- 2012年5月25日(金)時点の相場
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国内金 : 4,158 円 5/25(金) ▲5(0.12%) 国内プラチナ : 3,800 円 5/25(金) ▲7(0.18%) NY金 : 1,557.5 ドル 5/24(木) ▲9.1(0.59%) NYプラチナ : 1,422.4 ドル 5/24(木) ▲8.3(0.59%) ドル円 : 79.60 円 5/24(木) ▲0.13(0.16%)
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