金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

原油価格上昇止まらず、インフレヘッジの金買い需要も追随

更新日:2022年1月20日(木)

NY金・日足一目均衡表 2022年1月19日原油価格の上昇が続き、NY原油は85ドル台。2014年10月10日(85.8)以来、7年3ヵ月ぶりの高値水準となってきました。2014年春以来となる100ドルの大台回復も?との見方もあるようです。
100ドルはともかく、原油高がインフレ高止まりの主要因の一つとなり、一時的ではなかったインフレ高騰をさらに助長しようかという状況にも。
インフレ抑制の為の利上げ観測はタカ派化する一方という状況ながら、インフレヘッジの金買い需要が利上げ観測による売り圧力を上回る状態となり、NY金は足下で堅調推移となっています。

少なくとも、1860ドル前後までの上昇余地は見込めそうなチャート形状となってきました。その近辺で保ち合い形成後、さらに上抜けるようだと中期的な三角保ち合い上抜けとなってさらに一段高へ、という展開も・・・。

NY金・日足チャート 2021/12/14 - 1/1919日のNY金相場は+30.8ドル、1.7%の大幅高で4日ぶりの反発。昨年12月16日(+33.7ドル、1.91%)、FOMC直後以来1ヵ月ぶりで昨年来の絶対値平均騰落値幅11.8ドルの3倍弱の急騰。水準としては昨年11月19日(1851.6)以来、2ヵ月ぶりの高値。1810ドル台前半での小幅揉み合い状態から、ロンドン時間以降に反発基調へ。2年ぶり高水準へと上昇した米10年債利回りがこの日は一時1.9%まで上昇して失速、NY市場にかけて1.8%台前半へと低下基調となった流れを受けて上昇。ゆるやかなドル安基調にもサポートされてNY午後に1830ドルの節目を突破すると一段高、NY引けにかけて1840ドル超え。やや失速感もあった状態から上方ブレイクとなり、流れは上値トライ再開へ、1830ドルの節目超えに伴う短期上値目標11月高値圏1870ドル近辺までもう少しの上昇余地も。

NYプラチナ・日足チャート 2021/12/14 - 1/19NYプラチナは+48.9ドル、4.99%の大幅続伸。昨年9月22日(+50.3ドル、5.29%)以来4ヵ月ぶり、昨年来の絶対値平均騰落値幅16.8ドルの約3倍、昨年来でも4番めの急騰。水準としては昨年11月19日(1036.0)以来、2ヵ月ぶりの高値。アジア時間に980ドル付近から970ドルまで、押し目を形成後に反発へ。ロンドン序盤に980ドルの抵抗水準をあっさり突破するとNY朝には大台超え、1900ドルを回復したばかりのパラジウムが2000ドルの大台超えへと急騰した流れにも連れてNY午後には1030ドル超え。高値では1035ドルまで上昇し、980ドルの節目突破に伴う短期上値目標1030ドル台にしっかり到達した一服感から、NY引けにかけては1030ドル割れ。目先は若干の調整も、大台ラインが下値サポートとなるかどうか。

ドル円・日足チャート 2021/12/16 - 1/19ドル円は27銭のドル安円高、0.24%の続落。前日の米10年債利回り上昇の流れが続いた東京午前の時間帯には114円50銭台から70銭台へと上昇。しかし、米10年債利回りが低下基調へと転じるとこれに追随、東京午後には日経平均の大幅安にも連れる格好で114円20銭近辺まで下落。欧州時間には114円50銭台まで反発も、これが上限となる形でNY朝には戻り売り。米長期金利の反発と反落にも同調する形で114円20銭近辺まで再度水準を切り下げるとNY終盤にかけては下げ渋り。今朝の東京市場では114円20銭を割り込んで114円ラインとの攻防となる場面も。114円ちょうどから114円70銭までが目先の主要レンジとなり、下押し圧力が若干強まる状態。114円ラインを維持できなくなれば一段安へ、113円割れを試しに行く展開にも。114円70銭超へと切り返すことができれば持ち直し、今年高値圏116円台再トライへも。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場1/19終値とチャート

20日の国内金価格は+84円、1.15%の大幅反発。年初の5日(+129円、1.78%)以来で昨年来平均騰落値幅39円の倍以上の急騰。今年高値となっているその5日(7388)以来、2週間ぶりの高値水準に。9日移動平均線(7316)に上値を押さえられて三角保合い下放れへの警戒感も高まりつつあった状態から起死回生の上方ブレイクへと反転。地合い回復へと持ち直しての一段高となり、7310円の節目超えに伴う短期上値目標7410円台辺りまで、もう少しの上昇余地も。

プラチナ価格は+149円、3.79%の大幅高で3日続伸。3920円台の節目をわずかに上抜けた前日の流れをNYプラチナの急騰がサポート。上値トライ再開の流れで短期上値目標4000円の大台近辺を超えてなお、勢い余って4080円まで上昇し、昨年11月22日(4100)以来、2ヵ月ぶりの高値水準を回復。11月高値(4320)から12月安値(3694)までの61.8%戻し(4081)もほぼ達成し、短期的には一服感も。中期的には今後の展開次第ながら、76.4%戻し(4172)辺りまでの上昇にも違和感はなし。
※参考:金プラチナ国内価格1/20とチャート

2022年1月20日(木)時点の相場
国内金7,380 円 1/20(木) ▲84(1.15%)
国内プラチナ4,080 円 1/20(木) ▲149(3.79%)
NY金1,843.2 ドル 1/19(水) ▲30.8(1.70%)
NYプラチナ1,028.4 ドル 1/19(水) ▲48.9(4.99%)
ドル円114.31 円 1/19(水) ▼0.27(0.24%)

1/19(水)のその他主要マーケット指標

新規失業保険申請件数4週移動平均は大幅増で7週ぶりコロナ前超 1/21(金)

原油価格上昇止まらず、インフレヘッジの金買い需要も追随 1/20(木)

NY連銀製造業景気指数2022年は想定外のマイナス圏スタート 1/19(水)

中国GDPは6四半期ぶり、小売売上高は1年4ヵ月ぶり低水準 1/18(火)

2022年国内金価格の月足サポート=転換線は過去最高値更新へ 1/17(月)


短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ