更新日:2013年12月31日(火)
昨日大納会の日経平均は掉尾の一振で今年最長となる9連騰、年間騰落率は+56.72%で終了。1972年以来41年ぶりの上昇率とのこと。
あと1日を残す欧米市場はサンタクロースラリー、NYダウが終値ベースでの最高値を更新し、30日までの年間騰落率は+25.95%。
2008年10月3日以来約5年3ヶ月ぶり高値となったドル円の年間騰落率は+21.21%。このまま行くと1979年以来34年ぶりの水準なのだそう。
やや反発傾向となっていた金は昨日の反落で年間騰落率は-28.17%。年間ベースでの下落は2000年以来13年ぶり、下落率は1981年以来32年ぶりの水準に。
安全資産からリスク資産へのグレートローテーションとなった2013年も最終日、今年を象徴する流れを継続したまま新年を迎えることになりそうな勢いです。
週明けのNY市場、金相場は0.84%下落し4日ぶりの反落。節目の1,220ドル手前で前日高値が押さえられて反落した流れを受けてそのまま戻り売りの流れが継続。今朝は再び1,200ドルの大台割れ。1,220ドルラインが当面のレジスタンスラインとなってきた様子で下方向へは1,190ドルが軽めのサポートライン。ここを割れると1,120ドル近辺までの下落リスクが再度高まることに。
プラチナ相場も4日ぶりの反落となる0.87%下落。やはり上方向への節目1,390ドル付近では下押し圧力も高まる状況。1,340-60ドル付近の9-21日移動平均線で下値をサポートされた形にはなっており、この近辺を維持できれば上向きかけたトレンドの勢いも増す可能性。ただし金相場の動向次第で連れ安の可能性も。
ドル円は105円台前半での横ばい推移。東京時間に105円40銭まで上昇するとNY時間には調整の流れも105円近辺を維持。105円の目標水準到達後の小動きが継続中。12月中旬の103-4円近辺までは、コンスタントに9日移動平均線までの押し目を挟みながらの上昇となっていたのに対し、ここ半月程は9日移動平均線から乖離した状態が継続。現在9日移動平均線が位置する104円40銭台辺りまでの調整は、いつ入ってもおかしくない状況。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場12/30終値とチャート
2013年12月31日(火)時点の相場
国内金:4,277 円 12/30(月) ▲30(0.71%)
国内プラチナ:4,809 円 12/30(月) ▲75(1.58%)
NY金:1,203.8 ドル 12/30(月) ▼10.2(0.84%)
NYプラチナ:1,364.0 ドル 12/30(月) ▼12.0(0.87%)
ドル円:105.14 円 12/30(月) ▼0.02(0.02%)
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