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金の消費需要と中央銀行保有量

金の国別消費需要
金の国別消費需要
※単位:トン ※データ:World Gold Council

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2019年金需要レポートによれば、金消費需要(宝飾品と現物投資)は世界全体で2977.7トン。前年比-356.1トン(-10.7%)となり、過去10年間では最低水準。国別では2013年から7年連続世界一の金需要大国、中国は3年ぶりの減少で前年比-145.9トン(-14.7%)となり、2011年以来8年ぶり低水準。2位インドは前年比-70トン(-9.2%)。 世界シェアは中国とインドの2カ国合計で51.7%。

2019年トップ10の国、消費需要(世界シェア)、前年比増減は以下のとおり。
1位:中国 848.4(28.5%)-14.7%
2位:インド 690.4(23.2%)-9.2%
3位:米国 151.1(3.3%)-7.6%
4位:ドイツ 99.2(3.3%)-7.6%
5位:トルコ 87.4(2.9%)+17.9%
6位:イラン 69.6(2.3%)-23.6%
7位:ベトナム 56.4(1.9%)-5.2%
8位:インドネシア 54.5(1.8%)-14.8%
9位:ロシア 47.2(1.6%)+3.2%
10位:タイ 45.8(1.5%)-43.1%

トップ4までは前年から変動なし。5位にはトルコが前年7位から2ランクアップ、イランが前年5位から6位へと1ランクダウン、7位のベトナムは2年前は10位、前年9位から2ランクアップ。9位ロシアは前年12位からのランクイン。10位タイは前年6位から4ランクダウン。前年10位の香港は12位へ。

11位以下はサウジ、香港、韓国、UAE、パキスタン、英国、スイス、エジプト、ブラジル。イタリアと続き、21位以下はメキシコ、マレーシア、カナダ、クウェート、シンガポール、フランス、台湾、スペイン、スリランカ、オーストリアの順。前年18位の日本は売り越しとなって圏外へ。

前年比プラスとなったのはトップ10ではトルコ(+13.3)とロシア(+1.5)のみ。30位以内ではエジプト、カナダ、フランス、スペインのみ。最も減少したのは中国の-145.9トン、


中央銀行の金保有量ランキング
中央銀行の金保有量
※単位:トン ※データ:World Gold Council

2019年末時点での中央銀行保有量の上位20カ国は以下のとおり。※括弧内は前年比と外貨準備に占める金の割合
1:米国 8,133.5(0.0%、77%)
2:ドイツ 3,366.5(-0.1%、73%)
3:IMF 2,814.0(0.0%、-)
4:イタリア 2,451.8(0.0%、68%)
5:フランス 2,436.0(0.0%、63%)
6:ロシア 2,271.2(+7.48%、20%)
7:中国 1,948.3(+5.17%、3%)
8:スイス 1,040.0(0.0%、6%)
9:日本 765.2(0.0%、3%)
10:インド 633.1(+5.77%、7%)
11:オランダ 612.5(0.00%、69%)
12:ECB 504.8(0.00%、30%)
13:台湾 422.4(-0.29%、4%)
14:トルコ 412.5(+62.73%、20%)
15:カザフスタン 385.5(+10.00%、65%)
16:ポルトガル 382.5(+0.01%、77%)
17:ウズベキスタン 335.9(0.00%、56%)
18:サウジアラビア 323.1(0.00%、3%)
19:英国 310.3(0.00%、9%)
20:レバノン 286.8(0.00%、26%)


上位9カ国は前年から変わらず、10位にはインドが前年比+34.5トンで11位から1ランクアップ。14位には前年21位のトルコが+159トンでジャンプアップ。
買い越し量トップはトルコ、2位はロシアで+158.1トンの僅差。3位はポーランドで+100トン、保有量でも23位にランクアップ。4位は中国で+95.85トン、5位はカザフスタンで+35トン、6位にインドの+34.5トン。

最終更新日:2020/2/2

→世界の金準備ランキング100

→世界の金需要・目的別需要の年間推移

→世界の金産出量の国別シェアと推移

→世界のプラチナ需要と供給量

→世界の金需要 2019年第4四半期


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