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世界の金産出量の国別シェアと推移

世界の主要金産出国
世界の主要金産出国
出典:U.S.Geological Survey - Mineral Commodity Summaries 単位:トン

2022年、金の鉱山産出量は世界全体で3100トン。過去最大となった2018-2019年の3300トンを下回るものの、6年ぶり低水準となった2020年からは2年連続の増加。国別では16年連続シェア1位の中国は330トンで6年ぶり微増。2位の豪州(320トン)は前年比+5トン。同じく2位のロシアは2021年から変わらず。4位カナダ(220、前年比-3)と5位米国(170、-17)は前年から入れ替わり。6位にはカザフスタン(120、+4)とメキシコ(120、+-0)。8位南アフリカ(110、+3)、9位ペルー(100、+3)とウズベキスタン(100、+-0)。上位10カ国で世界全体の61.6%の金を産出。


2021年金産出量上位国と産出量(前年比)、前年産出量、シェアは以下のとおり。
1位:中国 330t(+0.3%)329t 10.6%
2位:豪州 320t(+1.6%)315t 10.3%
2位:ロシア 320t(0.0%)320t 10.3%
4位:カナダ 220t(-1.3%)223t 7.1%
5位:米国 170t(-9.1%)187t 5.5%
6位:カザフスタン 120t(+3.4%)116t 3.9%
6位:メキシコ 120t(0.0%)120t 3.9%
8位:南アフリカ 110t(+2.8%)107t 3.5%
9位:ペルー 100t(+3.1%)97t 3.2%
9位:ウズベキスタン 100t(0.0%)100t 3.2%

11位以下はガーナ(90)、ブルキナファソ(70)、インドネシア(70)、ブラジル(60)、コロンビア(60)、タンザニア(60)、マリ(50)、パプアニューギニア(50)、スーダン(50)。上位19カ国で世界全体の79.7%の金を産出。


金の国別産出量の推移
国別金産出量の推移
出典:U.S.Geological Survey - Mineral Commodity Summaries 単位:トン


2005年時点での世界一の金産出国は南アフリカで295トン、世界全体の12%を占めていました。しかし南アフリカの金産出量は年々減少し、2007年時点で世界一の座を中国に譲り、2018年には9位、2019年には12位まで転落(2021年は8位)、2020年の産出量は2005年の3分の1に減少。

2007年以降世界最大の金産出国となった中国は、2005年時点の225トンから右肩上がりの増産、2014年までに倍増。2017年には環境規制強化の影響で減少、2020年の365トンから2021年には329トン、2022年も330トン。

2位のオーストラリアは2013年からゆるやかに増加傾向。ロシアは2018年の311トンでオーストラリアに急接近、2021年には逆転、2022年には豪州と並び2位。4位カナダは2011年から2018年まで増産傾向、2021年の急増で3位へ。2014年以降4位だった米国は2018年から減少傾向2021年には5位へ。

世界全体の年間産出量は、2009年まで2400トン前後で推移、2010年に2500トンを超えて増加傾向、2015年には3000トン超、2017年には3200トン超え、2018年の3300トンでいったん頭打ち。2019年の横ばいを経て2020年には新型コロナの影響もあり、3030トンへと大幅減。


世界の金埋蔵量
世界の金埋蔵量

2022年末時点で世界全体の金埋蔵量は、合計5万2000トン。1位はオースオラリアで8400トン、2位ロシアは6800トン、3位は南アフリカで5000トン、4位米国は3000トン、5位ペルーは2900トン。上位5カ国で世界全体の48.3%。6i位インドネシアは2600トン。7位にはブラジルの2400トン、以下カナダ、中国、ウズベキスタンまでがトップ10。。

最終更新日:2023/4/27

→世界の金需要・目的別需要の年間推移

→世界の金消費需要と中央銀行の金保有量

→世界のプラチナ需要と供給量


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