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世界のプラチナ需要と供給量

国別のプラチナ産出量
国別プラチナ産出量
※データ:Johnson Matthey

ジョンソン・マッセイ社の2018年2月のレポートによれば、2017年の世界のプラチナ鉱山産出量は185.9トン。2016年の189.2トンからは-3.3トン(-1.8%)の減少。需要は244.0トンとなり、2016年の255.5トンからは-11.4トン(-4.5%)減少。リサイクルの61.6トンを含めた需給バランスは3.4トン供給が上回り、6年ぶりの供給過剰。

世界一のプラチナ産出国、南アフリカの産出量は、鉱山ストの影響で110.3トンまで減少した2014年を除けば2012年以降は概ね130トン前後での推移。2017年は135.7トンで前年比-0.9トン(-0.6%)の小幅減。2017年の世界シェアは南アフリカが73.0%、ロシア(10.9%)と合わせた2カ国の年間産出量は世界の83.9%。
※参考:その他の内訳はジンバブエ、カナダ、米国など(USGS)


目的別のプラチナ需要
目的別プラチナ需要
※データ:Johnson Matthey

需要面では、自動車(ディーゼル車)の排ガス触媒としての需要が最も多く、全体のほぼ40%を占める状態での安定推移が続きます。2015年には100トンを超え、2017年は102.2トンとなり、前年比-1.3トン(-1.3%)の小幅減。欧州での小型ディーゼル車の生産台数が予想されたほど減少せず、世界全体では2%の増加、大型ディーゼル車でのプラチナ使用量は増加したこともあり、触媒需要の減少は限定的となった模様。

20167の宝飾品需要は69.3トンとなり、前年比-5.8トン(-7.7%)で4年連続の減少。中国での需要減少が大きく影響し、宝飾品需要の比率は2014年の35.9%から2017年には28.4%まで低下。

産業用需要は61.5トンとなり、前年比+3.8トン(+6.6%)。2年連続の増加で2011年以来6年ぶりの高水準。シェアでは2011年の24.4%を上回る25.2%と近年最大水準に拡大。


プラチナの需給バランス
プラチナの需給バランス
※データ:Johnson Matthey

プラチナの年間供給量は2014年を除いて概ね180トン前後、需要量は概ね250トン前後での横ばい推移が続いています。リサイクル量はほぼ60トン前後での推移が続いています。リサイクルを含む需給バランスでは、2012年から2016年まで5年連続で供給不足の状態が続きましたが、2017年には需要が若干減少したことで供給過剰へと反転しています。(※ここではリサイクルを需要側にマイナス計上し、これを減算した数値をネット需要と表記)

最終更新日:2018/2/15

→世界の金産出量の国別シェアと推移

→世界の金需要・目的別需要の年間推移

→世界の金消費需要と中央銀行保有量

→世界のプラチナ需給(WPIC) 2017年第3四半期


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