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世界のプラチナ需要と供給量

国別のプラチナ産出量
国別プラチナ産出量
※データ:Johnson Matthey

ジョンソン・マッセイ社のプラチナ需給見通しレポート(2023年5月)によれば、2023年のプラチナ鉱山産出量は180.6トン。2022年の172.0トンから+8.6トン、5.0%増で2年ぶり高水準。 世界一のプラチナ産出国、南アフリカの産出量は、鉱山ストの2014年とコロナ禍の2020年を除けば2012年以降は概ね130トン前後での推移。2023年見通しは129.2トン。2022年の123.3トンから+5.9トン、4.8%増で2年ぶり高水準。

2023年の世界シェアは南アフリカが71.5%(2022:71.7%)、ロシアが10.8%(2022:10.8%)、ジンバブエが9.1%(2022:8.8%)、北米が5.0%(2022:4.8%)、その他3.6%(2022:3.8%)。


目的別のプラチナ需要
目的別プラチナ需要
※データ:Johnson Matthey

2023年のプラチ総需要は231.9トン。2011年以降で最低となった2022年の194.6トンからは+37.3トン、19.2%増で4年ぶり高水準となる見込み。

2023年の目的別需要では自動車触媒が95.3トン。前年比+9.4トン、+10.9%で3年連続増で7年ぶり高水準。宝飾品需要は42.0トン。2011年以降で最低となった2022年の41.8トンからはわずかに+0.2トン、0.5%増で2年ぶり高水準。依然2020年の51.5トンを大幅に下回る水準。産業用は85.8トン。前年比+1.3トン、+1.6%で2年ぶり高水準。投資需要は8.8トンで3年ぶりの買い越し。
2023年の需要シェアは自動車触媒が41.1%(2022:44.1%)、宝飾品18.1%(2022:21.5%)、産業用37.0%(2022:43.4%)、投資3.8%(2022:-9.0%)。


プラチナの需給バランス
プラチナの需給バランス
※データ:Johnson Matthey

2023年のプラチナ総供給量は180.6トン、総需要はリサイクルの47.3トンをマイナス計上、グロス需要(231.9)から差し引いたネット需要としては184.6トン。需給バランス(供給-需要)としては-4.0トン、3年ぶりの供給不足。

最終更新日:2023/5/17

→世界の金産出量の国別シェアと推移

→世界の金需要・目的別需要の年間推移

→世界の金消費需要と中央銀行保有量

→世界のプラチナ需給-2023年第3四半期(WPIC)


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